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Monday, August 25

本日は体調を崩して意気阻喪する前から予定していた、有給休暇を取得する。終日自宅にて。フランスのバイル首相は、フランス人はもっと働かなければならないと祝日削減案を提言しているらしいが、連日のように異常な高温の危険性が報じられる日本列島の状況をみると、フランスにおける「バカンス」の制度は理に適っている気がしてくる。

朝食、目玉焼き、鶏肉の唐揚げと檸檬、トマトのグリル、グリーンリーフとブロッコリーと紫玉葱のサラダ、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

体調は少しばかり回復基調に転じたので、冷蔵庫の整理整頓をおこなう。エマニュエル・アックス、レオニダス・カヴァコス、ヨーヨー・マによる、ベートーヴェン・プロジェクトの最新盤を聴く。交響曲第1番(ピアノ三重奏曲編曲版)、ピアノ三重奏曲第5番「幽霊」、ピアノ三重奏曲第4番「街の歌」。

昼食、弁当。夕食、茄子とピーマンのバジルパスタ。読書と映画鑑賞。大西巨人『神聖喜劇』(光文社文庫)の第四巻を読む。『家庭』(フランソワ・トリュフォー/監督、1970年、フランス)を見る。

Tuesday, August 26

本日も全国各地で猛暑日を記録する見込み。夏の太平洋高気圧に正面から歯向かうのは蟷螂の斧なので、冷房の効いた室内に逃げ込むしかない。問題は、強い冷房もまた、身体を不調にすることである。

朝食、目玉焼き、豚肉炒めとマスタード、グリーンリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。夕食、しらすとキムチを添えた白米、茄子と大根と厚揚げと茗荷と絹ごし豆腐の味噌汁。

清水靖晃&サキソフォネッツによるバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を聴く。読書。廣松渉『〈近代の超克〉論 昭和思想史への一断想』(講談社学術文庫)を繙読する。廣松渉を読み返していて、「繙読」という語彙の存在を思い出す。

Wednesday, August 27

朝食、目玉焼き、豚肉炒めとマスタード、グリーンリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

早朝から障害対応に追われ、問題解決の帰趨は余談を許さないまま、在宅勤務に突入する。疲弊。

昼食、弁当。夕食、茗荷とキムチと白胡麻を添えた温かい素麺、胡瓜と味噌。『ちくま』9月号(筑摩書房)を読む。

Thursday, August 28

異常な暑さは小休止し、外を歩くのがさほど苦にならない晩夏らしい天候。しかし束の間の少憩らしく、週末には酷暑がぶり返すとのこと。

朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、グリーンリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、弁当。夕食、「無印良品」の「ごはんにかける 四川麻婆豆腐」、胡瓜と味噌、枝豆。Spotifyで、クルターグ・ジェルジュの「Kafka-Fragmente」を聴く。

読書。大西巨人『神聖喜劇』(光文社文庫)の第五巻を読む。5年ぶりの再読を終える。

Friday, August 29

暑さが復活。朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、グリーンリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

フライブルク・バロック管弦楽団の演奏で、バッハの「管弦楽組曲」を聴く。昼食、弁当。残業。会社帰りにスーパーマーケットに立ち寄り、食料品を買う。夕食、九条葱を添えた焼売。

読書。久方ぶりに、大岡昇平『俘虜記』(新潮文庫)を再訪。

天皇制の経済的基礎とか、人間天皇の笑顔とかいう高遠な問題は私にはわからないが、俘虜の生物学的感情から推せば、八月十一日から十四日まで四日間に、無意味に死んだ人達の霊にかけても、天皇の存在は有害である。

Saturday, August 30

良質な睡眠確保のため、週末はiPhoneによる起床時刻のアラーム設定を解除する。解除するも、払暁に目が醒める。朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、グリーンリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。大岡昇平『俘虜記』(新潮文庫)を最後まで。昼食、九条葱を添えた「無印良品」のグリーンカレー。ふたたび読書。銀座の「教文館」で買ったまま積読状態となっていた、イリナ・グリゴレ『みえないもの』(柏書房)を読みはじめる前の準備運動として、前著の『優しい地獄』(亜紀書房)を読み返す。

夕方、外出。田園調布駅周辺にて買い物。「JEAN FRANÇOIS」でパンドミを買ってから、「東急スクエアガーデンサイト」内の「くまざわ書店」に立ち寄る。柴崎友香『帰れない探偵』(講談社)、千野栄一『プラハの古本屋』(中公文庫)、小川哲『地図と拳』(集英社文庫)の上下巻、波多野澄雄『日本終戦史1944-1945 和平工作から昭和天皇の「聖断」まで』(中公新書)、塩出浩之『琉球処分 「沖縄問題」の原点』(中公新書)、『ラジオ英会話』9月号(NHK出版)、読書特集の『& Premium』10月号(マガジンハウス)、京都特集の『Hanako』10月号(マガジンハウス)を買う。「Precce」で食料品を買ってから、帰途に就く。

夕食、浅蜊と鶏ハムとブロッコリーのパスタ、玉蜀黍、「伊勢角屋麦酒」のペールエール。YouTubeで「哲学の劇場」と「山田五郎オトナの教養講座」を視聴する。

Sunday, August 31

朝食、半熟卵、ソーセージとマスタード、サニーレタスと紫玉葱のサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

掃除と洗濯。ベランダに出ると、八月の最終日なのに夏本番のような陽気。『NHKスペシャル デジタルリマスター版 映像の世紀』の「第5集 世界は地獄を見た」を見る。

昼食、鶏肉のローストとマスタード、トマト、紫キャベツのマリネ、キャロットラペ、ブロッコリー、レモン、パンドミ、フランスの赤ワイン。雑誌を二冊。『& Premium』10月号(マガジンハウス)、特集は「あの人の読書の時間と、本棚」。『Hanako』10月号(マガジンハウス)、特集は「京都の奥ゆき」。読書。イリナ・グリゴレ『みえないもの』(柏書房)を読む。

夕食、白米、絹ごし豆腐と若布の味噌汁、豚肉と小松菜のお酢炒め、玉子焼きとしらすと山葵、枝豆、大根と胡瓜の漬物、煎茶。