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Monday, February 3

朝食、目玉焼き、ベビーリーフと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、蜂蜜入りホットミルク。昼食、常備菜を詰め合わせた弁当。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、白菜と長葱の味噌汁。

残業。『図書』2月号(岩波書店)が届く。読書。三島由紀夫再訪。『豊饒の海 第一巻 春の雪』(新潮文庫)を読む。三島由紀夫の最後の小説『豊饒の海』を純粋に「物語」として読むのには抵抗が生じるのは、なぜ三島は最後にこんな小説を書いたのかとの疑問が、ページをめくりながら都度ぶら下がってしまうから。

Tuesday, February 4

朝食、半熟卵、ベビーリーフと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、蜂蜜入りホットミルク。昼食、弁当。散歩と音楽。ロザリン・テューレックのピアノ演奏によるバッハを聴く。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、ほうれん草と長葱の味噌汁。

貿易収支が赤字であることを問題視するのは経済学的には初歩的な誤解だと思うが、ドナルド・トランプが不可解なのは、そのことをわかっている風でもあり、わかっていない風でもあることである。他国との強引な交渉のための方便のようにも見えるし、本気で貿易赤字を根絶しようとしているとも見える。不思議な人である。そして、関税の発動によりアメリカ経済の成長が鈍化したとしても、トランプはきっと、何も悪くなかったと振る舞うことだろう。

読書。三島由紀夫『豊饒の海 第一巻 春の雪』(新潮文庫)を最後まで。

Wednesday, February 5

朝食、目玉焼き、ベビーリーフと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、蜂蜜入りホットミルク。昼食、弁当。冬空の下を散歩。夕食、海苔と白米の塩おにぎり、筑前煮。

逆流性食道炎からの回復のために、夜の食事の量を減らしている。もっとも食道炎を理由にせずとも、加齢とともに多くの量を食べられなくなっており、たとえばフランス料理のフルコースなど、味も量もくどくて食べられたものではない。昨日の首相動静を確認すると、石破茂は夜の8時頃から「第一ホテル東京」内のフランス料理店「アンシャンテ」で知人と食事をしたらしい。石破茂の年齢は68歳。晩餐の内容はフルコースだったのかアラカルトだったのか、少し気になるので取材してほしい。

残業。読書。三島由紀夫『豊饒の海 第二巻 奔馬』(新潮文庫)を読む。

Thursday, February 6

朝食、目玉焼き、ベビーリーフと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、蜂蜜入りホットミルク。昼食、弁当。夕食、白菜を添えた卵とじ煮麺。

読書。三島由紀夫『豊饒の海 第三巻 暁の寺』(新潮文庫)を読む。

Friday, February 7

朝食、目玉焼き、ベビーリーフと紫玉葱とブロッコリーとミニトマトのサラダ、キャロットラペ、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、蜂蜜入りホットミルク。昼食、弁当。冬の寒空のなかを散歩。マルタ・アルゲリッチの奏でるシューマンを聴く。夕食、小葱を添えた卵とじ煮麺。

読書。三島由紀夫『豊饒の海 第四巻 天人五衰』(新潮文庫)を読む。体重計に乗ってみたところ、4キロ程減っている。食道炎ダイエット。

Saturday, February 8

冬晴れ。朝食、目玉焼き、ベビーリーフと紫玉葱とミニトマトのサラダ、クロワッサン、ヨーグルト、蜂蜜入りホットミルク。洗濯と部屋の掃除。

近所のスーパーマーケットまで食料品の調達に赴く。昼食、京都の「やよい」で買った佃煮と海苔と白米のおにぎり、ほうれん草と絹ごし豆腐の味噌汁、しらすを添えた玉子焼き、「虎屋」の羊羹、「一保堂茶舗」の茎焙じ茶。

午後から外出。山手線で東京駅下車。阿鼻叫喚一歩前のような混雑っぷりの新幹線乗降口を横目に、駅構内を抜けて「アーティゾン美術館」に向かう。「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子 ピュシスについて」「ひとを描く」「石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 マティスのアトリエ」を鑑賞する。展覧会を見終えてから一息入れようと、美術館併設のカフェに赴いたら、予約で満席とのこと。いまの飲食店は「予約の時代」なので、事前に予約しないと簡単な休憩すらできない。

京橋から銀座までを歩く。途中「京橋エドグラン」の「スターバックス」でカプチーノを飲む。「ギャラリー小柳」で「Mark Manders|Silent Studio」を見学する。「UNIQLO TOKYO」と「ルミネ有楽町」を少し見て廻ってから帰途に就く。

常備菜づくり。小松菜の炒め物、ひじきの煮物、ブロッコリー。夕食、ストウブでつくる鱈の炊き込みごはん、小松菜と油揚げと絹ごし豆腐の味噌汁、「一保堂茶舗」の茎焙じ茶。YouTubeで「哲学の劇場」と「山田五郎オトナの教養講座」を視聴する。

Sunday, February 9

各地で大雪の荒模様とのことだが、東京地方は冬晴れがつづく。朝食、半熟卵、ベビーリーフと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、ハムのソテーとマスタード、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、蜂蜜入りホットミルク。

読書。岸本佐知子『死ぬまでに行きたい海』(新潮文庫)を読む。スイッチ・パブリッシンから刊行された単行本を図書館で借りて読んでおもしろかったので、買おうかなと思ったままずるずると月日は流れ、今年に入って新潮社で文庫化されると知ったので購入に至る。

昼食、鶏肉と長葱と小葱を添えた中華粥。映画鑑賞。『落葉』(オタール・イオセリアーニ/監督、1966年、ジョージア)を見る。「豊島屋」の鳩サブレーと「松山茗茶」の烏龍茶。「UNIQLO TOKYO」で入手した『LifeWear magazine』のページをめくる。ギリシャのアテネで撮影されたページのスタッフの名前を確認すると、スタイリングは岡尾美代子。

夕食、鶏肉と白菜と小葱を添えた温かいうどん。