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Monday, March 4

朝食、半熟卵、ソーセージと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱と胡瓜とトマトのサラダ、キャロットラペ、クリームチーズとブルーベリージャムを塗ったバゲットとミルクブレッド、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、鶏の唐揚げ、絹ごし豆腐と小松菜の味噌汁、納豆、白菜の漬物。「琥珀ヱビス」を飲む。

晴天。現在の経済状況が好景気だと「実感」している人は稀だと思われるが、日経平均株価が初の4万円台を突破。数字の上では好景気。夜、「宮治淳一のラジオ名盤アワー」(ラジオ日本)を聴きながらアイロンがけ。

読書。湯澤規子『焼き芋とドーナツ 日米シスターフッド交流秘史』(KADOKAWA)を読む。平野紗希子のラジオ番組「味な副音声 ~voice of food~」(J-WAVE)に著者がゲスト出演していたのを聴いて先日購入したもの。興味ぶかく読んだが、近代日本において女性労働者の組織的運動が脆弱であった原因を、「産業革命期における女性労働の誕生とその衣食住を含めた管理体制の確立」と「明治期に始まった新たな女子教育の挫折」に求めているのは(pp.131-132)、それだけで論証として成立しているのかもう少し検討してみたいところ。

Tuesday, March 5

朝食、半熟卵、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱と胡瓜とトマトのサラダ、キャロットラペ、クリームチーズとブルーベリージャムを塗ったバゲットとミルクブレッド、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、焼き餃子、白菜の漬物、「成城石井」で買ったフランスの赤ワイン。

読書。今年2月に「古書木菟」で購入した松浦寿輝『平面論 一八八〇年代西欧』(岩波書店)を再訪する。四半世紀前の初読時の記憶を辿りながらページをめくる。

Wednesday, March 6

朝食、半熟卵、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱と胡瓜とトマトのサラダ、キャロットラペ、クリームチーズとブルーベリージャムを塗ったバゲットとミルクブレッド、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。夕食、鶏の唐揚げ、絹ごし豆腐とほうれん草の味噌汁、納豆。「ヱビス シトラスブラン」を飲む。

自宅の収納に眠る「紙もの」の整理として、溜まりに溜まった過去訪れた展覧会のチラシの整理に取り掛かる。想像以上に時間がかかって、捨てる捨てないの取捨選択に一晩かかる。読書時間を削っての整理整頓。

Thursday, March 7

朝食、半熟卵、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱と胡瓜とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、クリームチーズとブルーベリージャムを塗ったバゲットとミルクブレッド、ヨーグルト、珈琲。昼食、会社近くの「和幸」でとんかつを食べる。とんかつを食べた後に会議で一時間ほど話し続けていたら胃がもたれる。夕食、ハンバーグ、ポテトサラダ、サニーレタスとミニトマトのサラダ、コーンポタージュ、赤ワイン。

会社帰りに五反田駅下車。「ブックファースト」で本日が発売日の松浦寿輝・沼野充義・田中純『徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術』(講談社)を買う。ついでに隣に並んでいた山脇直司『ヨーロッパ社会思想史 新版』(東京大学出版会)も面白そうだったので併せて支払のレジまでもっていく。

展覧会のチラシの整理が終わったところで、今度は本の整理に取りかかる。リビングの壁面に聳り立つ本棚に収まっている書物を「一軍」として、パソコンデスクの傍に積まれた「Bankers Box」に収納されている本を「二軍」、寝室の端に積み上げられた「Bankers Box」に入っているものを「三軍」として、なんとなく蔵書を序列化して収納しているのだが、「二軍」と「三軍」がかなり乱雑な収まり方をしているので、いちからやり直す。通常の就寝時刻を一時間オーバーしたところで作業終了。

Friday, March 8

早朝の空に雪が舞う。民家の屋根や自動車にうっすらと積雪。朝食、半熟卵、ベーコン、サニーレタスと紫玉葱と胡瓜とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、クリームチーズとブルーベリージャムを塗ったバゲットとミルクブレッド、ヨーグルト、珈琲。昨晩からの本棚の片付けの仕上げにかかる。

本日は有給休暇を取得。予約しておいた病院での診察を済ませてから、自由が丘駅周辺にて「成城石井」で食品や調味料を買って、「Bütz SANDWICH」でサンドイッチを買って、「ブランジェ浅野屋」でバゲットを買う。あくまで肌感覚にすぎない話ではあるが、東京には「朝が遅い」と感じる街があり、自由が丘もそのうちのひとつで、街全体が活性化してくると思えるのは午後になってから。

自宅に戻って部屋の掃除と風呂の掃除。昼食として「Bütz SANDWICH」で購入したガーリックグリルチキンサンドとフルーツサンド。「GLOBE COFFEE」の豆で淹れた珈琲を飲む。アキ・カウリスマキの映画を二本見る。『パラダイスの夕暮れ』(1986年)と『真夜中の虹』(1988年)。夕食、「成城石井」で買った鮨、ほうれん草と若布の味噌汁。純米酒「招徳」を飲む。鳥山明の訃報を知る。

Saturday, March 9

洗濯と掃除と植物への水やり。朝食、目玉焼き、ベーコンと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱とミニトマト、キャロットラペ、ヨーグルト、珈琲。

読書。小林エリカ『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』(筑摩書房)を読む。男性社会のなかで抑圧された人生を強いられた女性たちを描くエッセイ集。文中に、索引のようにして別の章で触れられている人物の固有名詞が括弧付きで挿入されているのだが、文章の流れを裁断するようで余計な気遣いであるように感じる。取りあげられている女性たちが有機的な関連をもっていることは読めばわかるので、読者を信頼してよいのにと思った。

外出。浅草線に乗って東銀座駅で下車。中途半端な時間に出向けばすんなり入店できるだろうと高を括って世界の朝ごはんを提供する「WORLD BREAKFAST ALLDAY」に赴いたら行列ができている。見通しの甘さにより30分程待つ。待ち時間の合間に臼杵陽『世界史の中のパレスチナ問題』(講談社現代新書)を読む。ポーランドの朝ごはん、ジュレック、ピエロギ、穀物コーヒー。

冷たい強風が吹き荒れるなかで、美術館とギャラリーを遊覧。「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」(東京ステーションギャラリー)、「人物と静物」(ギャラリー小柳)、「ポーラ ミュージアム アネックス展 2024 表彰と趣意」(ポーラ ミュージアム アネックス)、「Master of Elegant Simplicity:ジョージ・ホイニンゲン=ヒューン写真展」(シャネル・ネクサス・ホール)、「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ 2 つかの間の停泊者」(銀座メゾンエルメス)、「ヨシロットン 拡張するグラフィック」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)。途中「一保堂茶舗 東京丸の内店」に立ち寄る。展示を見て廻ってから休憩のために「ビヤホール ライオン 銀座七丁目店」に向かう。入口前には結構な行列ができていたが大量の座席数なので回転率が速く、数分待つだけで無事入店。フィッシュ&チップス、広島県産カキフライ、ザワークラウト、生ビールをジョッキで二杯。「UNIQLO TOKYO」で花を買ってから帰途に就く。先日「伊集院光のタネ」(ニッポン放送)を聴いていたら、車社会の地域とちがって東京はもの凄く歩かされるとの投稿があって、たしかにその通りの本日の歩数1万5千歩。

夜、「山田五郎オトナの教養講座」を視聴しながら、ソーセージと粒マスタード、キャロットラペ、サニーレタスのサラダ、赤ワイン。

Sunday, March 10

洗濯と掃除。朝食、目玉焼き、ベーコンと粒マスタード、サニーレタスと紫玉葱のサラダ、キャロットラペ、クリームチーズとブルーベリージャムを塗ったバゲットとミルクブレッド、ヨーグルト、珈琲。近所の図書館とドラッグストアとスーパーマーケットを廻る。昼食、生卵と九条葱としらすを添えた鮪のたたき丼、絹ごし豆腐と若布の味噌汁、「一保堂茶舗」の玄米茶。午後のお茶の時間に、「仔鹿」で買ったオオヤコーヒ焙煎所による豆で淹れた珈琲、「green bean to bar CHOCOLATE」のチョコレート。読書。江國香織『川のある街』(朝日新聞出版)を読む。夕方、「京都醸造」の缶麦酒「すずなり」を飲む。夕食、豚肩ロース肉と馬鈴薯の洋風肉じゃが、キャロットラペ。「ヱビス シトラスブラン」を飲む。