Monday, September 20
BTSが国連総会で(2度目となる)演説をしたのだけど、きょうはもう眠いので、演説動画はまた後日観ることにして素晴らしいパフォーマンス動画だけ観て眠った。
Thursday, September 23
東京都美術館で「Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる」を観る。東勝吉、増山たづ子、シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田、ズビニェク・セカル、ジョナス・メカス。非常に良い展示。共通点がほとんどないこの5名に共通するのは、きょうこの時を生きるために創作活動を行なった、その切実さだ。特に東勝吉、増山たづ子、ジョナス・メカスは創作点数が尋常ではない。圧倒的な量で壁をぶち破り、壊して解体して対岸にかかる橋を渡したという印象。増山たづ子は決してただ単にスナップ写真を撮りまくっていたわけではなく、ポートレートも上手だし、なんでもない静物写真もまた素晴らしかった。屋内にずらりと並んだ大根と薪を映した一枚に惹きつけられた。
美術館をあとにして、古書木兎、不忍池をぐるりとまわって古書ほうろうに向かったのだけど、この道中でごく軽いものの熱中症になってしまった。9月下旬とはいえまだまだ残暑の真っ只中、油断は禁物だ。
Saturday, September 25
銀座にてきょうはとても久しぶりのギャラリーめぐり(なんと今年3月以来)。シャネル・ネクサス・ホールで「The Absurd and The Sublime ギイ・ブルダン展」、銀座メゾンエルメスフォラームで「ル・パルクの色 遊びと企て ジュリオ・ル・パルク展」、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで「NOSTALGIA 葛西薫展」、資生堂ギャラリーで「重力の光 石原海展」を観る。葛西薫といえば印象に残る仕事はいろいろあるが、個人的にはUNITED ARROWSのCM「cocoloni utao」である。わたしが人生でいちばんテレビを見ていた1998年頃、このCMが放送されていて、その時の自分の部屋の様子や自分自身のありようをきのうのことのように思い出す。
Sunday, September 26
『勝手にしやがれ』(ジャン=リュック・ゴダール監督、1960年)を観る。若い頃のジャン=ポール・ベルモンドの魅力ってなんとも形容し難い。本当に素敵。天性の運動神経の持ち主で、所作に華がある。先日、J-WAVEの「GOOD NEIGHBORS」に出演した字幕翻訳家の松浦美奈がベルモンドの魅力を大いに語っていたのが、ベルモンドが大好きという気持ちがガンガン伝わってきて、とってもよかった。推しの話ってするほうもされるほうも高揚するよね!
UNITED ARROWSの「cocoloni utao」のCMをもう一度見たいなと思ってインターネットの中を探したら呆気なく見つかってしまった。UAのサイトや公式Youtubeにあった。昔調べたときはいくら探しても見つからなかったような気がするが、まだネットの世界に存在していなかったのだろうか? 本当に懐かしいな。