Tuesday, December 8

イギリスで90歳の女性が新型コロナウイルスのワクチンを接種し、これが世界初のコロナワクチン接種者となったとのニュースを見る。

Friday, December 11

新宿御苑を散歩した。燃えるような紅葉の一角があった。こんな場所があったことをわすれていた。

Saturday, December 12

『ある日、ピナが…』（シャンタル・アケルマン監督、1983年）が無料配信されているので観る。徳永圭子『暗がりで本を読む』（本の雑誌社）読了。

Sunday, December 13

自転車に乗って原美術館へ。向かう道すがら、一生懸命ペダルを漕いでいたらみるみるうちに呼吸が苦しくなった。大きく息を吸っても、肺の上部に蓋がされているみたいで、吸い切れない。いったい何だこれは、と怖くなる。時節柄、めっちゃ怖くなる。でも美術館に着く頃にはだいぶ回復し、普通どおりになった。何だったんだあれは。やっぱり人の身体、単純ではないね。自律神経とかいろいろあって、ここがこうだからこういうことになりました、って原因と結果が明快にわからないこともある。ということを感じた。

もうこれで最後となるであろう原美術館で「光―呼吸　時をすくう5人」展を鑑賞。常々、わたしが好きな3大美術館として、東京都写真美術館、東京都庭園美術館、原美術館を挙げていたけれど、その一角がなくなってしまうなんて。カフェ ダールも大好きだった。美術鑑賞を主な目的とした場所に併設したカフェにもかかわらず、ワインボトル1本ドーンとつけてくれる“ピクニックセット”といういかれた、もとい、いかしたセットメニューがあったことをわすれない。

帰り道、最近人気店として巷をにぎわせている大崎広小路の旬八青果店に立ち寄り、洋梨（ル レクチエ）と野菜を買う。

夜は、『POPEYE』1月号（マガジンハウス）を読む。ガールフレンド特集。きのう観た『ある日、ピナが…』がとてもよかったのでもう一度観た。