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Saturday, December 11

早朝から晩まで労働に忙殺されて今週の平日は日誌として記録する気力も事柄もなし。朝、少し仕事をしてから、身体と精神を休めるためにさして思考を必要としない映画を二本見る。『007/慰めの報酬』(マーク・フォースター/監督、2008年)と『007/スカイフォール』(サム・メンデス/監督、2012年)。晴天だが外出は近所のスーパーマーケットへの買い出しのみ。夕食、白米、絹ごし豆腐とほうれん草の味噌汁、しらす、数の子の松前漬け、鮪と鰤の刺身、大根のつま、麦酒。

Sunday, December 12

朝食、卵とソーセージと玉葱ときゃべつとほうれん草とミニトマトをスキレットで、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。洗濯と掃除。「白松がモナカ本舗」の最中と珈琲をおともに少し前に届いていた『MONOCLE』12月号を読む。昼食、竹輪揚げと長葱をのせた温かい蕎麦。午後は映画鑑賞。フィリップ・ガレル監督の作品を二本。『ジェラシー』(2013年)と『パリ、恋人たちの影』(2015年)を見る。「愛と嫉妬に狂う男女」との惹句があったので濃密な映像世界が展開されるのかと予想していたら、意想外の軽さ。ほとんどコメディとすら思える作品。夕方、レコードを聴きながらフォカッチャとドイツの白ワイン。夕食、白米、あおさの味噌汁、鶏の唐揚げ、レモン、卵焼き、しらす干しと冷奴、麦酒。