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Monday, June 21

夏至。午前4時半起床。Loraine James「Reflection」を聴きながら朝食の支度。目玉焼きとベーコン、サニーレタスとトマトのサラダ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。本日の読書は、ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論』(今村仁司、三島憲一、大貫敦、高橋順一、塚原史、細見和之、村岡晋一、山本尤、横張誠、與謝野文子、吉村和明/訳、岩波文庫)。訳者多すぎでおなじみのパサージュ論、第3巻に目をとおす。昼食、お弁当を職場にて。会社から最寄駅までの道すがら、過去それなりにお客が入っていたと記憶する飲食店が閉店しているのに気づく。夕食、豚肉と人参と長葱のカレーうどん、サッポロ黒ラベル。夜、映画。『夜霧よ今夜も有難う』(江崎実生/監督、1967年)を見る。

Tuesday, June 22

朝の音楽、Sleater-Kinney​「Path of Wellness」を聴く。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスとトマトのサラダ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。読書。『パサージュ論』第3巻(岩波文庫)のつづき。昼食、お弁当。夕食、かぶとベーコンのコンソメスープ、ゆで卵とトマトとツナと紫玉葱と馬鈴薯とサニーレタスのニース風サラダ、イタリアワインの白。五輪相の丸川珠代が毎日のようにメディアに登場しているのだが、この人物の存在は呆れるほど無意味である。存在が無意味。そんな奴が目立ってよいのだろうか。夜、映画。『ロープ』(アルフレッド・ヒッチコック/監督、1948年)を再見。

Wednesday, June 23

白ワインの飲みすぎで胃がもたれる。胃腸薬セルベールを飲む。朝の音楽、Greentea Peng「MAN MADE」を聴く。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスとトマトのサラダ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼食、お弁当。読書。『パサージュ論』第3巻(岩波文庫)を最後まで。帰宅すると『MONOCLE』7/8月号が届いている。夕食、ソーセージと赤パプリカ入りのオムライス、プレミアムモルツ。立花隆の死去を知る。夜、映画。『亡霊怪猫屋敷』(中川信夫/監督、1958年)を見る。

Thursday, June 24

朝の音楽、Rostam「Changephobia」を聴く。朝食、目玉焼きとベーコン、サニーレタスとトマトのサラダ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。読書。高階秀爾『近代絵画史』(中公新書)の上下巻を再読する。昼食、お弁当。sakana baccaでちらし寿司を買ってかえり夕餉として食べる。夜、映画。Amazonプライムでお薦めとして表示された『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』(豊島圭介/監督、2020年)を見る。「テレビ的」と形容するのはあまりに単純かもしれないが、よくもまあこんな退屈な編集ができるものだと感心する。

Friday, June 25

朝の音楽、Japanese Breakfast「Jubilee」を聴く。目玉焼きとベーコン、サニーレタスとトマトのサラダ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。夕食、本日もsakana baccaで晩ごはんとして食べるものを買って帰る。『ちくま』7月号(筑摩書房)と『メトロミニッツ ローカリズム』7月号(スターツ出版)に目をとおす。今週も忙しなくて疲れる。

Saturday, June 26

朝の音楽、Dean Blunt「BLACK METAL 2」を聴く。朝食、目玉焼き、サニーレタスとトマトのサラダ、シャウエッセン、チーズを挟んだホットサンド、ヨーグルト、珈琲。部屋の掃除、アイロンがけ、靴磨き、洗濯を済ませてから、非営業日にしかできないネットワーク設定の切り替えを見守るため、30分あまり労働に勤しむ。昼食、無印良品の牛ばら肉の大盛りカレー、スパークリングウォーター。外出。山手線で恵比寿駅下車。東京都写真美術館にて「新・晴れた日 篠山紀信」を見学する。2階と3階のふたつの展示室を使っているので大規模な回顧展かと思いきや、出品されている展示作品は拍子抜けするほど少ない。「量」で圧倒するのも篠山紀信の特徴のひとつであることを考えると、おそらくは写真家による意図的な戦略だと思われるのだが、本人による作品解説を読むと「もっともっとお見せしたい作品は山ほどあります」とあって、それなら無理矢理にでも展示作品を詰め込めばよいのでは? との疑問を抱く。恵比寿ガーデンプレイスのスターバックスでストロベリーフラペチーノを買って飲んで、恵比寿をあとにし、山手線と銀座線を乗り継いで表参道に向かう。スパイラルでポーランドの陶磁器を販売する「ツェラミカ百貨店」を覗いて、ベンジャミン・リーの写真展「The UNIVERSE of an IMAGINATION」を見る。渋谷駅方面まで徒歩で。青山ブックセンターで本と雑誌を物色。読みたい本を選んでレジにもっていったら1万円を超えてしまう。タワーレコードでフリーマガジン「intoxicate」を入手してからヒカリエとスクランブルスクエアのセールを少し覗くも購入には至らず、「THIERRY MARX LA BOULANGERIE」でパンを買って帰る。夕食、豚肉と長葱の蒸し餃子、わかめと卵の葱塩スープ、キムチ、プレミアムモルツ。

Sunday, June 27

午前4時半起床。Kings Of Convenience「Peace Or Love」を聴きながら朝食の支度。Kings Of Convenienceってまだ活動しているのかと思ったら本作は12年振りのニューアルバム。目玉焼き、サニーレタスとトマトとベーコンのサラダ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。曇天。近所のスーパーマーケットとドラッグストアで買いもの。昼食、白米、茄子とほうれん草の味噌汁、鮪の刺身とかいわれ、すぐき漬け、ほうじ茶。午後は「六花亭」のマルセイバターケーキと珈琲のおやつと読書の時間。吉見俊哉『大学は何処へ 未来の設計』(岩波新書)を読む。吉見俊哉は同じテーマを変奏させての本を書きすぎでは。夕方、エチゴビールとピーナッツをお供に映画鑑賞。『ラブゴーゴー』(チェン・ユーシュン/監督、1997年)を見る。夜、TOKYO FMの「村上RADIO」を聴きながら夕食。ローストチキン、グリーンリーフとホワイトセロリと紫玉葱のサラダ、セーグル、オーストラリアワインの赤。