526

Monday, December 7

朝の音楽、LÉON「Apart」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、生卵と小葱をのせた温かいうどん。晩ごはん、豚肉とキャベツとしめじとほうれん草の鍋、卵雑炊、麦酒。

体調がイマイチな一日。『UP』12月号(東京大学出版会)が届く。須藤靖が日本学術会議をめぐる騒動について、いつものような小ネタを繰り出すことなく真面目に書いている。『UP』誌上で今後、川添愛も小ネタを繰り出さなくなったら、いよいよ世も末であろう。

Tuesday, December 8

朝の音楽、「Blue Note Re:imagined」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、白米、絹ごし豆腐とほうれん草の味噌汁、豚肉とキムチの炒めもの、かいわれ、麦酒。

読書。ホイジンガ『中世の秋』(堀越孝一/訳、中公文庫)の上巻を読みはじめる。会社帰りに、毎日朝食とともに飲むための珈琲豆をKALDIで買う。夜、映画を見る。小林旭主演の『ギターを持った渡り鳥』(齋藤武市/監督、1959年)。冒頭のスタッフロールを見たら助監督が神代辰巳だった。

Wednesday, December 9

朝の音楽、Jordana「Something To Say To You」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、ゆで卵と焼豚と小葱とかいわれと醤油ラーメン、麦酒。

会社帰りに書店で本と雑誌を物色する。メルヴィル『白鯨』(八木敏雄/訳、岩波文庫)の上巻、西浦博・川端裕人『理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!』(中央公論新社)、レシピを集めた『dancyu』1月号(プレジデント社)、ガールフレンド特集の『POPEYE』1月号(マガジンハウス)を買う。

夜、読書。スガシカオのラジオ番組にゲスト出演して野猿の曲をかけたことでおなじみの西浦博の本を早速読む。

これは、実は、押谷先生の暮らし方とは対照的なんです。僕はいつも夜中まで仕事をして、王将の餃子を食って、その勢いで寝たりするものですから、よく押谷先生にたしなめられました。押谷先生は、こんな時でも、ロングステイできる宿を1ヶ月契約で借りて、自炊して、早朝に起きて散歩して、規則正しい生活を心がける方です。(冗談ではなく)心が清らかで、朝、散歩中にきれいなお花を見つけては写真を撮って、それを見せてくれたり、ヘルシーな料理を作ると、それもカシャッと撮って、「西浦君、見なさい、これを見て、まず心を改めなさい。王将を腹いっぱい食べている場合じゃないよ」と言われる−−そんな会話を、この後、クラスター対策班の部屋で何度も繰り返していくことになるのです。

尾身先生は、テレビの前ではゆっくりとした語り口で、聡明な雰囲気で説明してくれる優しい先生というイメージでしょうけど、さっきお話ししたように、必要な時には、怒鳴り声をあげて、皆をいさめつつ鼓舞できるような指揮官です。内閣官房まで2人で歩く時にご本人に言われたんですが、「西浦さん、あんたは太りすぎてきたね。私は今朝も200回、竹刀を素振りしてきたよ」と。剣道は相当の腕前で、毎朝のルーチンなんだそうです。

Thursday, December 10

朝の音楽、Rumer「Nashville Tears」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、トーストとバター、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、ヤマモリのグリーンカレー。晩ごはん、海鮮丼(鯖、しらす、生卵)、キャベツの味噌汁、大根ときゅうりの糠漬け、麦酒。

夜、『POPEYE』1月号(マガジンハウス)を読む。田園調布にYAECAの手がけた洋菓子専門店SAVEURができていることを知る。

Friday, December 11

朝の音楽、Rumer「Nashville Tears」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、トーストとバター、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、ケンタッキーフライドチキン、麦酒。

午後半休を取得したので自転車に乗って外出する。渋谷のタワーレコードで『intoxicate』を入手して、目黒のJubilee Coffee and Roasterで珈琲豆を買って、戸越銀座のETUDE MONZ CAFEでカプチーノを飲む。途中、図書館で本の返却と貸出。自転車に乗って都内をまわると東京の坂の多さにあらためて気づかされるが、なかなかきつい傾斜の上り坂を走るその横で電動アシスト自転車による余裕の走行を見せつけられると、ペダルを漕ぎながら「こんな人たちに負けるわけにはいかない」との安倍晋三の科白が脳裏をよぎる。

夜、映画を二本鑑賞。『黒線地帯』(石井輝男/監督、1960年)と『新宿アウトロー ぶっ飛ばせ』(藤田敏八/監督、1970年)を見る。

Saturday, December 12

朝の音楽、Yo-Yo Ma & Kathryn Stott「Songs of Comfort and Hope」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、バゲットとバター、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏肉と小葱と生卵をのせた温かいうどん。晩ごはん、ベーコンとトマトのバジルソースパスタ、春菊とりんごとくるみのサラダ、赤ワイン。

部屋の掃除とゴミ捨てを済ませて、近所のドラッグストアとスーパーで買いものののち、自宅にて映画と読書。映画、『ある日、ピナが…』(シャンタル・アケルマン/監督、1983年)を見る。読書、トーベ・ヤンソン『軽い手荷物の旅』(冨原眞弓/訳、筑摩書房)、トーベ・ヤンソン『旅のスケッチ』(冨原眞弓/訳、筑摩書房)、『FUDGE』1月号(三栄)を読む。

ラジオを聴いていると「今年はいろんなことがあって…」とコメントする人がしばしばいるのだが、今年はいろんなことなどなく、ただ一点の事態に集中していたのでは。

Sunday, December 13

朝の音楽、Chilly Gonzales「A very chilly christmas」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、トーストとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、牛豚合挽き肉と小葱の蒸し餃子、卵とわかめの中華風スープ、キムチ、麦酒。

午後、もうすぐ閉館してしまう原美術館へと向かう。最後となるであろう原美術館訪問は、はじめての自転車にて。「光―呼吸 時をすくう5人」展を見学する。途中、大崎ブライトタワーのスターバックスでカプチーノを飲んで、大崎広小路の高架下にある旬八青果店で野菜を買って帰る。リュックの荷物が重くなる。