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Monday, November 23

朝の音楽、Sam Smith「Love Goes」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏肉と小葱をのせた温かいうどん、みかん、煎茶。晩ごはん、五目炊き込みご飯、焼き豆腐と人参とごぼうと油揚げをいれた豚汁、高菜漬け、麦酒。

祝日。洗濯を済ませて食料品の調達のためにスーパーまで出かけたあとは、ひたすら台所まわりの掃除に精を出し、事実上の大掃除と化す。会社でやっている仕事に達成感をおぼえたことは一度もないが、自宅の掃除を終えると整理整頓されてたいへん充実した気分になる。いちばん向いている職種は家事であることを勤労感謝の日に再認識する。

読書。岡本敬子『好きな場所へ自由に行きたい』(光文社)と渡辺公三『レヴィ=ストロース 構造』(講談社学術文庫)を読む。

Tuesday, November 24

朝の音楽、Diana Krall「This Dream Of You」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サラダほうれん草とイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、ほうれん草のおひたしと生卵をのせた温かいうどん、麦酒。

午前中に図書館で本の返却と貸出を済ませ、近所の病院でインフルエンザのワクチンを打つ。新型コロナウイルス対策の余波でインフルエンザの流行する気配のまるでない状況下において、予防接種の意味がはたしてどれだけあるのか怪しいところだが、いちおう接種しておく所存。

天気がよければ自転車で街にくりだすところだが、あいにく時折小雨のぱらつく空なので、電車に乗って自由が丘に向かう。これまで人で溢れかえる土日祝日の自由が丘しか訪れたことがなかったが、天気のイマイチな平日の自由が丘は空いている。TODAY’S SPECIALで鍋とフライパンと籠を買って、baguette rabbitでバゲットを買って帰る。自宅に戻ると郵便受けに『MONOCLE』が届いている。

夜、映画鑑賞。小林旭主演の『黒い賭博師』(中平康/監督、1965年)と『東京の暴れん坊』(齋藤武市/監督、1960年)を見る。

Wednesday, November 25

朝の音楽、Alicia Keys「Alicia」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サラダほうれん草とイタリアンドレッシング、トマト、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、お弁当。晩ごはん、白米、辛子明太子、油揚げと白菜としめじの味噌汁、ブロッコリー、焼き魚(ほっけ)、麦酒。

読書。プルースト『失われた時を求めて 7 ゲルマントのほうIII』(吉川一義/訳、岩波文庫)を読みはじめる。

三島由紀夫没後50年とのことだが、ここ最近読んだ本で三島について言及しているものは、偶々ではあるがいずれもネガティブな評価を下していた。

三島の小説はどこか素人じみており、真の小説家だとはいいがたい。
(蓮實重彦『言葉はどこからやってくるのか』青土社)

三島由紀夫は、日本政府が国体という約束事を変更したことを随分と恨みに思ったようですが、だからと言って割腹自殺をするほどのことかと言えば、そうでもないでしょう。国家とは何か、戦争とは何か、という根本問題がよく分かっていなかった人だったのだと思います。
(長谷部恭男『戦争と法』文藝春秋)

引用したどちらの評言もわりとそのとおりかもと同意するのだが、しかしながら三島由紀夫という人物の魅力は、正論とはべつのところにあるように思う。

Thursday, November 26

朝の音楽、Koryn Hawthorne「I AM」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、無印良品のカレー(グリーン)。晩ごはん、白米、辛子明太子、ほうれん草とかぶの味噌汁、豚肉としめじの豆板醤炒め、きゅうりの漬物、麦酒。

読書。綿野恵太『「差別はいけない」とみんないうけれど。』(平凡社)を読む。

Friday, November 27

朝の音楽、Brian Eno「Film Music 1976 – 2020」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、無印良品のカレー(3種の唐辛子とチキン)。晩ごはん、ゆで卵と焼豚とブロッコリーとかいわれをのせた醤油ラーメン、キムチ、きゅうりの糠漬け、麦酒。

午後から外出。六本木のWAKO WORKS OF ARTでヴォルフガング・ティルマンスの個展「How does it feel?」を見る。事前予約制。ティルマンスなので行動時間の制約を受ける事前予約制でも見にきたという感じだが、わざわざ予約してまでギャラリーを訪れる気にはあまりなれないというのが正直なところ。個人的にコロナで迷惑を感じるのは、マスク着用と美術館/ギャラリーの入場制約の二点である。この二点だけかもしれない。日比谷線で六本木から上野まで移動。紅葉した葉が落ちた樹々の連なる上野恩賜公園を抜けて、SCAI THE BATHHOUSEに向かう。こちらは予約不要。宮島達男「Uncertain」を見学。ギャラリーの向かいにある古書木兎に立ち寄り三冊買う。谷中霊園を抜けて山手線で日暮里から駒込まで移動。駒込在住時に通っていた花屋89’s flowerで今年もクリスマスリースを注文したので取りに行く。百塔珈琲にも立ち寄って珈琲豆を買って帰る。BOOKS青いカバにも寄りたいところだったが時間切れなのでまた今度。

読書。プルースト『失われた時を求めて 7 ゲルマントのほうIII』(吉川一義/訳、岩波文庫)を読了。

Saturday, November 28

朝の音楽、Rodrigo Carazo「Octógono」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、あんバタートースト、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、海鮮丼(鮪たたき、鮪漬け切り落とし、生卵、小葱)、小松菜の味噌汁、きゅうりと人参と大根の糠漬け、煎茶。晩ごはん、牛肉のステーキとマスタード、ほうれん草としめじのサラダ、柿とブルーチーズのオリーブオイル和え、バゲット、赤ワイン。

新型コロナウイルスの感染者増大にともない、Go Toなんちゃらキャンペーンの恩恵を一切受けることなくGo Toなんちゃらキャンペーンは終了しそうななかで、去年の京都を旅した際に撮った紅葉の写真を整理する。

近所のスーパーで買いものを終えてから、クローゼットの整理をする。趣味は整理整頓。

読書。岡山裕『アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡』(中公新書)を読む。『図書』12月号(岩波書店)が届く。コンビニに立ち寄ったついでに、スーパーマーケットを特集した『Hanako』1月号(マガジンハウス)を買う。

Sunday, November 29

朝の音楽、Liraz「Zan」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ソーセージ、サニーレタスとイタリアンドレッシング、トマト、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏肉とゆで卵と海苔とかいわれをのせた醤油ラーメン。晩ごはん、鶏肉と白菜としめじの鍋、卵雑炊、きゅうりと人参と大根の糠漬け、麦酒。

午後、自転車で自由が丘に向かう。休日の自由が丘は相変わらず混んでいて、奥沢あたりから自由が丘に向かうと、自由が丘の人の密集っぷりが際立つ。人の数に比して狭い道ばかりなので余計に混んでいるようにみえる。駅近辺で買いもの。ここ最近気に入っているbaguette rabbitでパンを買って帰る。

近所の花屋でポインセチアとヒバの切り枝を買う。リビングがクリスマス仕様となる。