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Monday, August 31

朝の音楽、Chari Chari「We hear the last decades dreaming」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、ミルクブレッドとクリームチーズ、珈琲。昼ごはん、豚肉とキャベツと長葱とキムチとしらすをのせた温かい素麺。晩ごはん、白米、小松菜と長葱の味噌汁、辛子明太子、豚肉ともやしの酒蒸し、麦酒。

日本の総理大臣は辞任した途端、急激に影が薄くなる。存在感がなくなるならまだしも、そのうち生きているのか死んでいるのかすら茫漠となり、たとえばいま海部俊樹が存命か否かという失礼すぎるクイズは、結構な難易度である。村山富市は時折コメントのみを発表するので生存確認はできるものの、姿は現さず声明だけ公にするのは極左活動家のようである。いまだ存在感を誇示したいためかどうかは知らないが、小泉純一郎はたまにメディアに登場しては顰蹙を買っており、かつての威光はもはやない。福田康夫は元気にしているだろうか。忘れ去られていく総理大臣経験者のなかで麻生太郎が広く認識されているのは勿論いまだ大臣をやっているから以上の理由はなく、そう考えると森喜朗のしぶとさはただごとではない。

日暮れ直前にスーパーまで買いものに出ると、暑さはだいぶ和らいで過ごしやすくなっている。読書。村上春樹『1Q84 BOOK3 後編』(新潮文庫)、『図書』9月号(岩波書店)、よしながふみ『きのう何食べた?』第17巻(講談社)を読む。

Tuesday, September 1

朝の音楽、Clap! Clap!「Liquid Portraits」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、ほうれん草とトマトのパスタ、炭酸水。晩ごはん、白米、わかめと長葱の味噌汁、辛子明太子、豚肉とピーマンの胡麻油炒め、きゅうりと味噌、麦酒。

曇天の朝は涼しい。9月のはじまり。『みすず』9月号(みすず書房)が届く。藤山直樹が連載「精神分析家、鮨屋で考える」のなかで7月号の原稿を落としてしまったと書いているのだが、現在の『みすず』は隔月やら数ヶ月おきやらの連載が乱立しているので、落としたことにまるで気づかず。

ジャパンエフエムネットワークがInterFM897の発行済み全株式を取得とのこと。これからのInterFMの番組編成はどうなるのだろう。「The Dave Fromm Show」と「Lazy Sunday」と「Barakan Beat」は終わらないでほしい。ところで、最近のラジオ番組の収録風景の写真を見ると、感染症対策として透明のアクリル板に囲まれたなかでヘッドホンをしてマイクに向かっている人の姿を確認できたりするのだが、ちょっとアイヒマン裁判っぽい。

夜、映画鑑賞。『殺人狂時代』(岡本喜八/監督、1967年)を再見する。

Wednesday, September 2

朝の音楽、toconoma「VISTA」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、サニーレタスとイタリアンドレッシング、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏肉と長葱とサラダほうれん草と生卵をのせた温かいそうめん、煎茶。晩ごはん、白米、油揚げと小松菜の味噌汁、辛子明太子、豚肉とキムチの炒めもの、きゅうり、麦酒。

このあいだ新宿の紀伊國屋書店でプルースト『失われた時を求めて』(吉川一義/訳、岩波文庫)の第3巻と第4巻を買ったので、おすすめの商品が羅列された紀伊國屋書店から届くメールには、当然のごとく『失われた時を求めて』の第5巻以降が並んでいるのだが、途中に一冊だけ呉座勇一『応仁の乱』(中公新書)が混じっている。なにゆえプルーストの合間に応仁の乱が挟まるのか。

読書。ミシェル・フーコー『監獄の誕生 監視と処罰』(田村俶/訳、新潮社)を読む。途中まで。

Thursday, September 3

朝の音楽、Donna Missal「Lighter」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、ほうれん草とトマトのパスタ、炭酸水。晩ごはん、鶏肉と長葱と生卵をのせた醤油ラーメン、麦酒。

SpotifyでNatsu Summer「HAYAMA NIGHTS」を聴いたらシティポップ全開でなかなかいい感じ。それにしてもナツ・サマーとは、TUBE並みに冬はどうしているのか疑問を呈したくなる名前である。

読書。ミシェル・フーコー『監獄の誕生 監視と処罰』(田村俶/訳、新潮社)のつづき。映画。『最後の人』(F・W・ムルナウ/監督、1924年)を見る。

Friday, September 4

朝の音楽、Maya Hawke「Blish」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ベーコン、ベビーリーフとイタリアンドレッシング、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。ベーコンとピーマンと鯖缶の洋風チャーハン、炭酸水。晩ごはん、白米、油揚げと小松菜の味噌汁、辛子明太子、鯵のひらき、キムチときゅうりと冷奴、麦酒。

いまとなってはもはやどうでもいい話に属するかもしれないが、安倍晋三は本当にリフレ派だったのか気になる。政治的な妥協として逃げ道がなかったのかもしれないが、消費税増税を2度も実施するリフレ派って意味不明感あふれる。

『UP』9月号(東京大学出版会)が届く。

Saturday, September 5

朝の音楽、jizue「Seeds」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ソーセージ、サラダほうれん草とイタリアンドレッシング、イングリッシュマフィンとチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、ヤマモリのグリーンカレー。晩ごはん、鶏ハムとミニトマトときゅうりと卵焼きをのせた冷やし中華、麦酒。

夕方図書館に赴く以外は終日読書。デイヴィッド・マークソン『ウィトゲンシュタインの愛人』(木原善彦/訳、国書刊行会)、磯﨑憲一郎『日本蒙昧前史』(文藝春秋)、嵯峨隆『アジア主義全史』(筑摩書房)、青柳いづみこ『ピアニストは指先で考える』(中央公論新社)を読む。

ゴンチチの「世界の快適音楽セレクション」(NHKFM)が聴き逃し機能に対応したので夕餉の時間にあわせて聴く(radikoのタイムフリー機能にはなぜか対応せず、NHKのウェブサイトにアクセスしなければならないのは理解に苦しむが)。番組開始当初の土曜日の夜に放送していた頃を思い出す。放送時間が土曜日に朝に変更になってからだいぶ年月が経過しているが、この番組は夜のほうが似合うといまでも思う。

Sunday, September 6

朝の音楽、Adrian Younge & Ali Shaheed Muhammad「Jazz Is Dead 3: Marcos Valle」を聴く。

朝ごはん、目玉焼き、ソーセージ、サラダほうれん草とイタリアンドレッシング、イングリッシュマフィンとチーズ、ヨーグルト、珈琲。昼ごはん、鶏ハムと鯖缶とレタスとチーズのサンドイッチ、珈琲。晩ごはん、豚かたまり肉のトマトソース煮込み、トマトとサニーレタスのサラダ、バゲット、赤ワイン。

大型台風が九州地方に接近中。日中、スコールのような雨が降る。読書。昼すぎに白ワインを飲みつつ、野田浩資『音楽家の食卓』(誠文堂新光社)と佐藤真『パリっ子の食卓』(河出文庫)を読んで、夜、早川真『ドキュメント武漢』(平凡社新書)を読む。