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Saturday, July 11

朝、少し長めの散歩に出て、最近焙煎を始めたCafe634で早速、珈琲豆を2種類購入。

黒田隆憲『プライベート・スタジオ作曲術 音楽が生まれる場所を訪ねて』(ブルース・インターアクションズ)読了。プライベート・スタジオで作曲する予定はないのだけど読んだ。昨年、京都のJET SET KYOTOでレコード漁りに飽きて立ち読みしたらなかなか面白そうだったのでいつかちゃんと読もうと思っていたのだった。

夜は、蒸し餃子、卵とほうれん草の中華風スープ、キムチ、ビール。ビールはエチゴビール。これ、ハンモックで本を片手にうたた寝する白くまとビールを運んでいる白くまが可愛すぎて困る…。

関口涼子『カタストロフ前夜 パリで3.11を経験すること』(明石書店)を読み終える。

Sunday, July 12

東京都の新型コロナウイルス感染者数がまた増えてきていて、それにつれてわたしの不安も増す。こんなつまらない気分のまま一日を終えて眠ってしまうのがつまらなくて、味気なくて、遊びたくて、遅くまでなんやかんややってしまって、寝不足になる。そういう精神状態だと深く眠れるわけもなく、夜中に目が覚める。日曜日の深夜というのは残酷だ。ラジオがほとんど放送休止中だから、人の声を聴くことができない。iPhoneのradikoアプリの画面をいくら指でスクロールしても、放送を続けている局が見つからない。話す内容も、かける音楽も、もはや関係ない。漆黒の夜に、声を電波に乗せ続けてくれる人たちがいること、そのことだけに救われる。