Tuesday, March 24

毎日毎日、気持ちが上昇したり下降したりせわしない。きょうは役所に行って必要な書類を揃えたりした。夜、内閣総理大臣とIOC会長が電話会談し、東京オリンピック延期、2021年開催で合意。やれやれ。これから現場担当者たちがしなければならない調整作業を考えると、他人事ながら、ぶっ倒れそうになる。

Thursday, March 26

昨夜の東京都知事の緊急会見で緊張が走り、これからロックダウン、外出禁止の可能性もある、と多くの人が考え、スーパーが激烈に混雑することが予想されたが、訪れてみたらば果たして予想以上の混雑っぷりだった。

夫がいま大変に業務多忙であるためわたしは料理ばかりしている。常備菜づくりもとっくにネタ切れ、活性化させないと。

Friday, March 27

近所の公園をひとりで散歩する。雲の切れ間からのぞく薄水色の空、満開直前の桜、薄絹のような池の水面、白い水鳥たち。視界が淡いトーンに染まる。2月、3月と、もちろんこれまでずっと、ひとりでよくこの公園を散歩してきた。歩きながら考える。この時間に支えられているような気もする。あっという間に3月が終わろうとしている。未来はいつだって白紙だけれど、文字どおり誰も経験したことのない3月になった。世界中が。

『ワルシャワ、文化、今日』（小倉聖子企画/制作、マチェイ・コモロフスキ写真、マーメイドフィルム）読了。

Saturday, March 28

沼野充義教授の最終講義を聴く。本来なら大学の教室でやるところをコロナの影響でYouTube無料配信となったもの。聴けてよかった。