Monday, February 24
スクランブルスクエアの展望台「SHIBUYA SKY」にのぼる。快晴の渋谷、上空約230mに立ち、東京の景色を眺める。ぽかぽか陽気で、こんな清々した場所でマスクをしているのがバカバカしくなってくる。『intoxicate』をもらいにタワレコに行ったら、本日、青柳いづみこと高橋悠治のミニコンサートが開催されるとのこと。気になるね。ヒカリエのコンランショップが今月末で閉店だそうで、セール品の麦わら帽子が可愛かったので買った。りぼんが今季流行りのピスタチオカラーである。この春夏はこの帽子を軸にコーディネートを組み立てようかなと思うも、春や初夏には果たしていつものように外出できるのだろうか。諸々買い物を済ませて帰宅。
カンパーニュフリュイと赤ワインをおともに、ミラノコレクション動画を観る。「Giorgio Armani」「Bottega Veneta」「Ermanno Scervino」「Salvatore Ferragamo」「Versace」「Marni」「Fendi」「Prada」。
Thursday, February 27
内閣総理大臣が3月2日から全国の小中高校に臨時休校するよう要請したとの報。退職に向けて残作業をこなすべく業務が繁忙し始め、遅い時間の寒い帰り道、このニュースを見て、暗澹たる気持ちになる。授業はどうするのだろうか、先生は、働いている親は…。
Friday, February 28
有給休暇を取得。ふだんであれば楽しい有休のはずが、気が塞いで何もやる気が起きない。Twitterを見るのもだんだん辛くなってきたので、ひたすらInstagramでコスメや料理の投稿を見ている。現実逃避に近い。
薬局とスーパーに買い物に出る。このまま春休みに突入ということになったため、子どもたちがみな大荷物で下校している。その姿を見て胸が痛くなる。その一方で、本当に学校に行きたくないと思っている子たちに対しては、よかったね、という気持ちも生まれる。わたしも本当に学校に行きたくなかったから。歩きながらいろいろ考える。
薬局で、トイレットペーパー、ティッシュペーパーの棚、すっからかん。おーい。困るよー。
Saturday, February 29
美術館が軒並み休館となってしまった。美術館は展示によっては閑散としていて、どちらかというと自分はその閑散としている類の展示を好むものだから、美術館がリスクの高い場所とはあまり思えないのだが…。
朝早いうちに家を出て、図書館、近所の公園を散歩。あしたから3月、日中は、もうすっかり春の光に変わってきたように思う。何があろうと季節は進む。それが救いでもある。
プロジェクターで秋冬のパリコレクション動画を観る。きょうは「Christian Dior」「Saint Laurent」「Lanvin」「Dries Van Noten」を。酒屋にワインを買いに行く。きょうはパーティーやるんですかとは聞かれなかった。
松永良平『ぼくの平成パンツ・ソックス・シューズ・ソングブック』(晶文社)読了。すごくいい本だった! 岡田崇、樽本周馬、マイク・ロジャース、蓮実重臣、SAKEROCK、とお馴染みの名前が次々に出てきて、何度も、おお! と心の中で小さく叫びながら楽しく読んだ。最近読んだモーシン・ハミッド『西への出口』(藤井光訳、新潮社)も大変よかった。
Sunday, March 1
初夏に予定されていたKYOTOGRAPHEI2020が9月に延期とのこと。
薬局に行ったら、ティッシュペーパーは入荷していたので買えた。トイレットペーパーはどこにもない。ついに液体ミューズもない。多少買っておいてよかったけど、通常の流通に戻るのはいつになることやら。
プロジェクターでパリコレの映像を観る。「Chloé」「Isabel Marant」「Loewe」「Celine」「Hermès」。Hermèsのビジュアル最高だった。やはりリップがほしくなってしまうな。