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Monday, February 10

有給休暇絶賛消化中を継続中。あしたは祝日なのであしたもお休み。夫がいま仕事がとてもいそがしいのにわたしばかりこんなに休んで申し訳ないなと思う。

眼科に行く。行きの電車で、アイボリー色の綺麗な靴を履いたおじいさんが『図書』を真剣に読んでいた。帰りの電車では目の前に座った人が読んでいる小冊子のタイトルがひらがな3文字っぽかったので『みすず』かと思いきや、目を凝らして見たら『うまみ』だった。

夜、ビーフストロガノフ、ビール。ビーフストロガノフはわたしの得意料理という認識が夫にあるらしく、ときたまリクエストされるが、久しぶりにつくったような。

『うまみ』という小冊子はどういう本なのかなと思って就寝前に調べたら、ネット上にちっとも出てこなかった。幻だったのかな。

Tuesday, February 11

午後、「今日は一日 “アリーサ・フランクリン” 三昧 ~クイーン・オブ・ソウルの軌跡~」(NHK-FM)を聴く。進行役はピーター・バラカンと吉岡正晴という、願ったりの人選。雑用をしながらほぼ最後まで聴く。

夕食、豚肉とタコとほうれん草のレモンパスタ、赤ワイン。

Friday, February 14

新型コロナウイルスが気になり、関連記事ばかり読んでなかなか本が読めない。だんだん疲れてきた、これはコロナ疲れだなあ、と思ってそう言っている人はいないか検索してみると、ちらほらいた。

バレンタインのチョコレートを買いに行く。今年は「HUGO & VICTOR」のものを選んだ。小さい(そして高い)チョコが3つ、これくらいの量がちょうどよい。

Saturday, February 15

きょうは遠出をする。7時13分東京発のぞみ155号に乗車して名古屋へ。いろいろ心配なことはあるけれど、やはりやめる、という選択肢はどうしても存在し得なかった。

豊田市美術館で「岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ」を観る。この美術館を初めて訪れたのは8年前のことだけれど、そのときも2月だった。寒い時期にばかり来ている。展覧会カタログ執筆者によるシンポジウム(岡田温司、林道郎、松浦寿夫が登壇)も聴けて、目的達成。

美術館併設のレストラン、ル・ミュゼでは、今回の展示作品をモチーフにしたデザートが用意されていてもちろんオーダーしたのだけど、今回の作品の感じがとてもよく表現されている。美味しそう、としばしば思いながら、きょう、絵を観たが、絵具と食材の親和性が高いということか。

美術館の庭をぐるりと散歩して帰る。そういえば、行きの車中で食べた「金沢笹寿し」弁当がとても美味しかったので、リピートしそう。