Thursday, November 22
朝、ハイド・パークを散歩する。巨大な公園にゴミが全然落ちていないことに感心する。歩いているとリスをたくさん見かける。公園内にあるサーペンタイン・サックラー・ギャラリーに到着。ファッションの展覧会をやっていたのでそれを見て、売店でトートバックを買う。そこから歩いて近くにあるサーペンタイン・ギャラリーに移動。夏場は巨大なパビリオンが周辺に設置されることで有名だが、もう冬なので瀟洒な建物のギャラリーだけが佇んでいる。こちらは展示室に本物のハエが何匹も飛んでいるという、日本ではとてもじゃないけど実現できなそうな展示をやっていた。
ヴォクソール駅へ。少し歩いてダミアン・ハーストの私設ギャラリーであるニューポート・ストリート・ギャラリーに向かう。Martin Ederの展覧会をやっていたので見る。平日の午前中だからなのか、見物しているのはわれわれ以外にだれもいなかった。入口の受付でトートバックを買う。トートバックばかりを買っている。
ボンド・ストリート駅へ。「先見日記」というサイトの2003年に掲載された港千尋の文章 [1]を読んで以来、気になって行ってみたかった本屋であるDaunt Booksを訪れる。本屋をあとにし、Sourced Marketにちょっと立ち寄ってから、昼食兼夕食のためThe Wigmoreに行く。素敵な内装とおいしい料理。このたびのロンドン巡りでは江國まゆ／ネモ・ロバーツ『ロンドンでしたい100のこと』（自由国民社）をおおいに参考にしているのだが、こちらのThe Wigmoreは外観からは中の様子がまったく伺えないので、事前にガイドブックを読んでいなければ選択肢に挙がらなかっただろう。
いったんホテルに戻って休憩し、夜、サウスバンクでやっているクリスマスマーケットを見物する。