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Friday, April 21

国立新美術館で「ミュシャ展」「草間彌生 わが永遠の魂」を観る。かつて、2017年にミュシャの《スラヴ叙事詩》全20点が世界で初めて日本で公開される、と知ったとき、2017年! 一体いつのことだろう、先のことすぎて絶句、とか思ったものだけれど、時間は決して歩みを止めることなく、ついにこの時がやってきた。草間彌生は若い子たちもたくさん観に来ていて、90年代の終わりにひとけのないオオタファインアーツでひとり、彼女の作品をじっと見つめていたことを思うと、まったく隔世の感がある。若い子はどんなふうに草間彌生を観るのだろうか。夜は、ベル・オーブにて、ベルギービールを2杯飲む。久しぶりにあのピンクの象、デリリウムも飲む。