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Wednesday, August 9

クラクフ美術館・博物館めぐり。疲れるのでなるべく歩く時間を縮減しようと、徹底的に現地の交通機関を調べあげた結果、まるで在住者のようにトラムを使いこなすにまで至る。めぐった美術館・博物館はつぎのとおり。クラクフ国立博物館、クラクフ写真博物館、Dom Józefa Mehoffera、Kolekcja Europeum、Kamienica Szołayskich、クラクフ王立美術館、民族博物館、クラクフ現代美術館。現代美術好きとしては、オスカー・シンドラーの工場に隣接するクラクフ現代美術館がとりわけ印象に残る。受付前のベンチに座って上を見あげたらあったのが須田悦弘の作品。クラクフ国立博物館で見たレオナルド・ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」よりこちらのほうが記憶に残る。

クラクフをぐるぐる移動した途中、カジミエシュ地区にあるAsortyment Shopという店でボレスワヴィエツ陶器を買った。

夜、中央市場広場に面したHawełkaのテラス席で夕食。ヨーロッパ屈指の観光地(でありながら日本ではあまり知られていない)だけあって、クラクフの夜は長い。いつまでもお祭り気分は終わらない。