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Thursday, October 15

生まれて初めて胃カメラを飲んだ。夫が二度もお世話になった先生がとても上手で、飲むのに何の苦痛も感じなかったというので、同じ先生を予約し、きょうに備えた。さすがに上手で、「いまちょうどいちばん奥まで入っています」と言われて、ああわたし、飲み込んでるんだ、と判ったほど。巷では胃カメラ苦労話であふれていることを思えば、やはりこの先生、驚異的な上手さなのでは。好きなように食べて飲んで、さぞかし不摂生がたたっていることだろうよ、と不安だったけれど、不思議なことに、わたしの胃はとてもきれいだった。エコー検査も何も問題なしとのこと。あした以降も、好きなように食べて飲んでしまうこと、間違いなし(←だめな人)。

開放的な気分になって、スカートとマニキュアを買って帰途についた。

Saturday, October 17

上野の国立近現代建築資料館で「ル・コルビュジエ×日本 – 国立西洋美術館を建てた3人の弟子たちを中心に – 」を観る。タイトルの通り、あれもこれもと欲張らず、ミニマムにまとめた展示がとてもわかりやすかった。恥ずかしながら、これで国立西洋美術館誕生の経緯を初めて知った。コルビュジエと日本の文部大臣が交わした設計契約書を観ることもできたりして、興奮。おまけに非常に充実した展示カタログも無料でもらえた。太っ腹! バンブーガーデンの過門香で炒飯セット、餃子、ビールのお昼をはさんで、上野の森美術館で「楊識宏展 永遠の現在 – 東西絵画美学融合の先駆者 – 」も鑑賞。いったん帰宅し、また上野に舞い戻り、さらに東京都美術館で「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」を観る。

Sunday, October 18

先日新調したワンピースを着て、友人の結婚パーティーへ。友人の人柄どおりほがらかなパーティーで、この上なく楽しくて、はしゃいだ。帰り際、いつも部屋にお花を飾っていますよね、どうぞ…と、会場に飾られていた花々を渡されて、感激。花を持って歩くのは大好きだ。学生時代、音楽ホールでアルバイトをしていたので、公演の後はいつもお花を分けてもらっていて、そのたびに花を抱えてウキウキと歩いていたことをいまでもよく思い出す。