Monday, March 23
本日は有給休暇。土曜日からの三連休。疲れやすい性分なので休まないと調子がでない。週休二日制をやめて週休三日制にしてほしい。もちろん、週休四日制でもよいし、週休週休五日制でも構わない。週休六日制ならなおよいし、週休七日制であれば申し分ない。
部屋の窓を全開にして空気を入れ替える。しかし大量の花粉が飛散している季節に窓を開けるのは、空気をきれいにしているのか汚くしているのかわからない。
外は晴れていたけれど、外出したのは図書館への返却だけ。読書と朝昼晩の食事で日が暮れるという、単純ながら充実した一日。
食べたもの。朝、バゲットとレバーペースト、グリーンリーフと玉ねぎとミニトマトのサラダ、珈琲。昼、タコとトマトとグリーンリーフの白ワイン蒸しパスタ、黒ビール。夜、牛肉とルッコラのバルサミコ酢和え、かぶのソテー、ポテトサラダ、ライス、トマト、赤ワイン。
読んだもの。大澤聡『批評メディア論 戦前期日本の論壇と文壇』(岩波書店)、安藤宏『日本近代小説史』(中公選書)、ジュリア・クリステヴァ『ハンナ・アーレント講義 新しい世界のために』(青木隆嘉/訳、論創社)。あと、いまさらながら『ユリイカ』1月号(青土社)のゴダール特集。
Tuesday, March 24
『夏の遊び』(イングマール・ベルイマン/監督、1951年)を鑑賞。夜、豆腐と油揚げの煮込みうどん、ビール。
Wednesday, March 25
夜、たらこパスタ、サラダ、ビール。
Thursday, March 26
『UP』4月号(東京大学出版会)とAlice Kaplan『Dreaming in French』(The University of Chicago Press)を読了。
Friday, March 27
『MONOCLE』4月号を読む。夜、白菜とトマトのペペロンチーノ、ビール。
Saturday, March 28
新宿小田急ハルクにある叙々苑でビビンバを食べてから、目黒に向かう。東京都庭園美術館で「幻想絶佳:アール・デコと古典主義」展を鑑賞。アンリ・ブシャールの描く戦場兵士のカモフラージュのスケッチが、山口晃の芸風と通じるものを感じた。ぽつぽつと咲きはじめた桜を観賞しつつ美術館を出る。
銀座に移動し、「狩野哲郎展 Nature/Ideals」(資生堂ギャラリー)、「畠山直哉 陸前高田 2011-2014」(銀座ニコンサロン)、「ポーラミュージアムアネックス展2015 凝縮と拡充」(ポーラミュージアムアネックス)、「束芋 息花」(ギャラリー小柳)をめぐる。畠山直哉の写真に圧倒されて、写真を見たあとの感想が断片的な言葉としてあふれだしてきたので、ニコンサロン近くの銀座七丁目のライオンに向かってビヤホールで乾杯しつつ、喋る。
日輪がまだ沈まないうちにライオンで注文した食事とビールですっかり空腹が満たされてしまったので、そのまま夕食と化した。
Sunday, March 29
駒込の六義園でしだれ桜を見て、東洋文庫ミュージアムで「もっと知りたい!イスラーム展」を鑑賞する。
夜、鱈とほうれん草のパスタ、赤ワイン。宇野弘蔵『資本論に学ぶ』(ちくま学芸文庫)を読んだ。しかし宇野弘蔵の本の装幀が服部一成ってのも時の流れを感じる。