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Monday, November 10

穏やかな秋晴れ。朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、グリーンリーフとトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、薩摩芋、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。青野利彦『冷戦史 上 第二次世界大戦終結からキューバ危機まで』(中公新書)を読む。

ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団の演奏で、モーツァルトの交響曲を聴く。第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」、第38番「プラハ」。昼食、弁当。会社からの帰り道では、冷たい風が吹く。夕食、鶏肉と長葱と天かすと玉子を添えた温かいうどん、「丸八製茶場」の加賀棒茶。

読書。青野利彦『冷戦史 下 ベトナム戦争からソ連崩壊まで』(中公新書)を読む。

Tuesday, November 11

朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、グリーンリーフとトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、薩摩芋、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。昨日読んだ、青野利彦『冷戦史』(中公新書)は、冒頭で第一次世界大戦あたりの情勢まで遡行しながら、冷戦下の歴史の概観を組み立ててゆく。本日読み終えた、アダム・ホックシールド『暗黒のアメリカ 第一次世界大戦と追い詰められる民主主義』(秋元由紀/訳、みすず書房)は、現代アメリカの抱える問題を暗に射程としてとらえながら、第一次世界大戦での殺伐としたアメリカの光景を描いてゆく。『管理される心 感情が商品になるとき』を執筆して、「感情労働」なる概念を広めたアーリー・ラッセル・ホックシールドは、著者のパートナーだという豆知識を得る。

コートを着て出勤。カール・ベーム指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、ブルックナーの交響曲第4番を聴く。昼食、弁当。夕食、鶏肉と小松菜と天かすと玉子を添えた温かいうどん。読書。板橋拓己『アデナウアー現代 ドイツを創った政治家』(中公新書)を読む。

仲代達矢の訃報を知る。映画というものを網羅的かつ体系的に鑑賞する経験を怠ってきたので、仲代達矢の出演する映画でいちばん最初に頭に浮かぶのが、岡本喜八の『殺人狂時代』(1967年)。

JR東日本のキャラクター「Suicaペンギン」が2026年度末で終了するとのこと。「クウネルくん」とおなじく、妥当性に疑念をおぼえる企業判断によって姿を消しそうな、坂崎千春の描くキャラクター。

Wednesday, November 12

朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、グリーンリーフとトマトのサラダ、キャロットラペ、薩摩芋、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。柄谷行人『漱石論集成』(平凡社ライブラリー)を再訪。昼食、弁当。夕食、鶏肉と小松菜と天かすと玉子を添えた温かいうどん。

Thursday, November 13

朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、グリーンリーフとトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、薩摩芋、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。江口重幸『シャルコー 力動精神医学と神経病学の歴史を遡る』(講談社学術文庫)を読む。

カール・リヒターのチェンバロ演奏で、バッハ「ゴルトベルク変奏曲」を聴く。昼食、弁当。夕食、焼売、鶏肉と春菊と長葱のお酢炒め。

ものは試しに、ノンアルコールビールを買ってみる。キリンが発売した「ラガーゼロ」。こういう味のビールは存在するかもしれないという味で、アルコール飲料らしさを希求するのであれば、これでよいのかもしれない。一旦ビールをつくってからアルコール成分を抜くという製法らしく、人類は一体何をやっているのだろうかと思うつくり方である。そのあとで加賀棒茶を飲む。お茶は美味しい。

Friday, November 14

朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、グリーンリーフとトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、薩摩芋、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。大田洋子『屍の街・夕凪の街と人と』(岩波文庫)を読む。

昼食、弁当。夕食、鶏肉とほうれん草と天かすと玉子を添えた温かいうどん。部屋の掃除と蔵書の整理。

Saturday, November 15

秋晴れ。朝食、半熟卵、鶏肉のグリルとマスタード、グリーンリーフと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。ナディーファ・モハメッド『運命の男たち』(粟飯原文子/訳、早川書房)を読む。

午餐のために外出。西馬込の「ýohak」にて。塩豚とレンズ豆の煮込み、ハムと胡瓜のサンドウィッチ、珈琲。近所の花屋でトルコギキョウを買って帰る。

読書。向山直佑『石油が国家を作るとき 天然資源と脱植民地化』(慶應義塾大学出版会)を読む。「朝日新聞」に掲載された酒井啓子による書評を読んで手にとるのが、本書に接近する穏当なルートかと推測するも、東京大学出版会のPR誌『UP』で著者が連載していた「英語de学術書」が面白かったので、という変則的なアプローチで読んでいる。連載では、慶應義塾大学出版会の編集者から打診を受けたことがきっかけで、本書を刊行することになった経緯が語られている。

私は東大に職を得て、また博士号は海外で取ったとはいえ元々東大出身でもあるので、東京大学出版会にまず出版をお願いしないとある日突然大学をクビになったりするのだろうか、と危惧しつつ周囲にそれとなく聞いてみたりもしたのだが、そういった縛りも特にないらしい。一応本が出た現在も、私が知る限りクビにはなっていない。研究者以外の人からは、なぜ東京大学出版会ではなく慶應義塾大学出版会から本を出したのか、と聞かれることもしばしばあるのだが、特に私には何の政治的意図もなく、上記の編集者の方がちょうどいいタイミングで興味を持って声をかけてくださったから、ということに尽きる。私は東京大学出版会のレーダーには引っかかっていなかったのだ!(「「逆ナン」で本を出す」『UP』2025年9月号、東京大学出版会)

読みさしのダニエル・イマヴァール『帝国の隠し方 大アメリカ合衆国の歴史』(和田光弘/監訳、森脇由美子、小澤卓也、内田綾子、高橋博子、上英明/訳、名古屋大学出版会)を最後まで。こちらは直球で酒井啓子の書評に導かれ、手にとる。

夕食、豚肉とキャベツと玉子の炒飯。

Sunday, November 16

朝食、半熟卵、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

京都特集の『GINZA』12月号(マガジンハウス)を読む。外出。「スターバックス」でカフェモカを飲みながら読書。柄谷行人『柄谷行人対話篇2 1984-88』(講談社文芸文庫)を読む。スーパーマーケットで食料品の調達を済ませてから帰宅。昼食、サンドウィッチ(海老とブロッコリーのサンド、フルーツサンド)、珈琲。

読書。書評は、どのように紹介されているかより、誰が紹介しているかに関心が向く。「日本経済新聞」の書評欄で平出隆が取りあげていた、ウルリッヒ・リンス『危険な言語 エスペラント弾圧と迫害の歴史』(石川尚志、佐々木照央、相川拓也、吉田奈緒子、臼井裕之/訳、国書刊行会)を読む。

夕食、白米、ほうれん草と玉葱の味噌汁、秋刀魚の塩焼き、大根おろし、貝の磯和え、「一保堂茶舗」の茎焙じ茶。