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Monday, April 17

京都帰りの疲労回復ため、本日は有給休暇。

大統領権限の強化を意図する憲法改正の是非が問われたトルコの国民投票は、賛成票が上まわる結果に。強権的なエルドアン大統領の独裁が、法的な根拠をもつことになった。国民投票それ自体の是非を問うたほうがいいような、世界的なあまりの国民投票の乱発ぶり。

Tuesday, April 18

フランスの大統領選挙は、ほとんど消去法でマクロンが支持されている雰囲気。お菓子みたいな名前だと思ったがそれはマカロンだ。毛糸洗いに自信が持てるのはアクロンだ。

夜、古井由吉『ゆらぐ玉の緒』(新潮社)を読む。

Wednesday, April 19

イギリスのメイ首相が突如6月に下院の解散総選挙を実施する声明を発表。今年のヨーロッパは選挙ばかり。

松尾文夫『アメリカと中国』(岩波書店)を読了。

Thursday, April 20

福間良明『「働く青年」と教養の戦後史 「人生雑誌」と読者のゆくえ』(筑摩選書)と木下古栗『生成不純文学』(集英社)を読む。

Friday, April 21

会社帰りに国立新美術館で開催中のミュシャ展と草間彌生展へ。ミュシャの全20点にのぼる《スラヴ叙事詩》の展示は圧巻で、作品の素晴らしさもさることながら、これらの作品をプラハから東京まで運んで設営した物流機能がすごいと感心する。草間彌生のほうは毎度おなじみの草間彌生で、大きな空間に最近の作品がずらりと展示されていたが、最近のものはあまり好みじゃなくて、1960年代の絵画作品がやっぱりいいなと思う。

国立新美術館に到着したとき、草間彌生展の物販に長蛇の列ができていて、思い出したのは先日読んだ『ユリイカ』の草間彌生特集で篠原有司男が語っていたつぎの話。

あと、草間さんは自分の預金通帳を見るのがいちばん楽しみだって言っていて、それもいいなと思う(笑)。画商とも喧嘩になって取っ組み合ったとか、なかなかそういうアーティストというのはいませんよ(笑)。

草間グッズにならぶ行列をみると、預金通帳を眺める草間彌生の姿が浮かんでくる。

夜、ベルギービール専門店のBELG AUBEで夕食。

Saturday, April 22

昨晩、種類のちがうベルギービールを三杯飲んだ結果、宿酔。

レコードストアデイなのでレコード屋に向かうも、レコードストアデイの企画とはあまり関係のない安いジャズのレコードを買って帰る。

Sunday, April 23

梯久美子『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』(新潮社)を読了する。徹底した調査で事実を明らかにしようとするノンフィクションの力作。解釈の独自性を競う文学研究からは出てこないような仕事かもしれない。