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Wednesday, February 17

鰤とベーコンとミニトマトのグリル、トマトと玉ねぎのコンソメスープ、パン、ビール、赤ワインの夕食をとりながら、松浦寿輝のラジオ「ミュージック・イン・ブック」を聴く。ゲストは磯崎憲一郎。RCサクセションから1曲選曲していた。磯崎憲一郎が言うには、「忌野清志郎は、“あいつ(忌野清志郎)は(何が起きても)へっちゃらだ”と周りから評されていたそうですよ」とのこと。何が起きてもへっちゃらだ、か。いいなー。わたしも何が起きてもへっちゃらな人になりたい、と心から思うよ。

梶村啓二『「東京物語」と小津安二郎』(平凡社新書)読了。

Saturday, February 20

朝から陰鬱な空模様だったけれど、広尾のアラタニウラノまで「小西真奈 On Location」を観に行き、14時から小西真奈と高嶋雄一郎神奈川県立近代美術館主任学芸員のトークショーを拝聴。こういうトークで聴いた話ってこういうところにどこまで書いていいのかいまだによくわからない、一応知っているのだけどぼんやりしているので、書くのはやめるけど、無茶苦茶面白い内容だった。参加者からの質問も良いものだった。トークの中で出てきた、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒという画家を初めて知った。ベルリンにある美術館には、一室全部カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの絵が飾られた部屋もあるらしい。いつか行ってみたい。

広尾はこの雨だというのにすごい人出だった。小さな子を連れた母親も多い。人が集まる目的はグルメだろうか?(だいぶ前にオープンしたフライドポテトのお店とか?)

夜になっても、まるで川のそばに座っているかのような激しい雨の音。

Sunday, February 21

朝、強い風が吹くなか洗濯物を干しに屋上へ出たら、空一面、フランドル地方のような雲が浮かんでいた。

花屋で、スプレーバラ2種、韮、アイビー、ドラセナを買う。サービスに、ラナンキュラスのめずらしい花を1本つけてくれた。まだ名前も決まっていないような新種らしいが、おそらく「ボンボンローズ」という名前になるだろうとのこと。なんにせよ嬉しい。