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Monday, November 24

京都へ。東京駅構内の「駅弁屋 祭」で、簡易な朝食として「大船軒サンドウィッチ」を買ってから、始発の東海道新幹線に乗り込む。車窓から覗く空は、綺麗な秋晴れ。新幹線の車内では読書に勤しむ。柳宗悦『新編 民藝四十年』(ちくま学芸文庫)を再読。活字を追いながらも、途中、富士山と浜名湖が望めるタイミングで、外の景色に目をやる。

京都駅前からタクシーに乗って、宿泊先である「TSUGU 京都三条 by THE SHARE HOTELS」に向かう。荷物を預けて、三条駅から京阪特急に乗って大阪方面へ。なにわ橋駅で下車。「大阪市役所」の入口前に設置された「ミャクミャクモニュメント(ねそべりポーズ)」を見物してから、「中之島図書館」の2階にあるカフェ「スモーブローキッチン中之島」で昼食を摂る。

「大阪中之島美術館」まで歩いて、展覧会を二本鑑賞。「小出楢重 新しき油絵」と「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」。どちらも見応えのある内容で、好い展示だった。

大阪駅までバスで移動し、京都線の新快速に乗って京都駅まで。八条口から少し歩いた場所にある「鴨葱書店」を訪れる。行司千絵『服のはなし 着たり、縫ったり、考えたり』(岩波書店)を買う。歩きまわって疲れたので、タクシーに乗ってホテルに向かう。体力の消耗を気力でカバーするのは身体的に無理なので、旅先で疲れたら移動手段にタクシーを使う。

しばし休憩後、烏丸線に乗って、烏丸御池駅から五条駅まで。「蕎麦の実 よしむら」で夕食。

ホテルに戻る前に三条駅周辺にて。「LOB COFFEE HOUSE」で珈琲豆を買って、「仔鹿」でワインを買う。お酒を飲むのをやめたので、ワインは配偶者が飲む用。「明治屋 京都三條ストアー」で炭酸水を買ってから、ホテルに戻る。

Tuesday, November 25

旅先でもいつもどおり、午前4時45分に起床。午前7時に「イノダコーヒ 本店」で朝食を摂る。

生憎の雨模様なので、屋根のある場所での時間を多めにとる。宿泊しているホテルから「イノダコーヒ 本店」はすぐ近くにあるが、「イノダコーヒ 三条店」はもっと傍にある。はじめての「イノダコーヒ 三条店」。カフェオーレを飲みながら、読書。加藤周一『日本文学史序説』(ちくま学芸文庫)の上巻を読む。

烏丸線で烏丸御池駅から松ヶ崎駅まで。「北山紅茶館」で紅茶とスコーンの昼食。

タクシーに乗って南下。「京都市京セラ美術館」を訪れて、「民藝誕生100年 京都が紡いだ日常の美」を見学する。いったんホテルに戻ってから、外出。「虎屋菓寮 京都一条店」と「本田味噌本店」、「一保堂茶舗 京都本店」と「村上開新堂」を巡る。

夕食は「一品料理 高倉」にて。多くの人が褒め称える理由がよくわかる、美味しい料理ばかりがでてくる。

Wednesday, November 26

朝食は「小川珈琲 堺町錦店」にて。京都旅行での朝食の場所が固定化されつつある。

「京都」という固有名詞から連想する語彙を浮かべるならば、「外国人観光客によるオーバーツーリズム」と応えるのが現在の大衆メディア的には常套句だと思われる。実際、紅葉の季節の所謂観光スポットは多くの人で賑わっているのだろうが、われわれの目指す場所には大抵、あまり人がいない。人がいない場所を狙っているわけでもないのに、人がいない。烏丸線の北大路駅で下車し、賀茂川沿いを歩いてから、「京都府立植物園」を散策するルートは、絶好の紅葉狩りの道程だと思うのだが、人はまばら。

タクシーで移動。午餐は「OASI」にて。「OASI」の上階にある書店「余波舎/NAGORO BOOKS」で、堀江敏幸『二月のつぎに七月が』(講談社)と斎藤真理子『「なむ」の来歴』(イースト・プレス)を買う。

旅も終盤戦。「梅園 三条寺町店」で休憩してから、ホテルで荷物をピックアップし、京都駅に向かう。「ジェイアール京都伊勢丹」にて、帰りの新幹線車内で食べるために予約しておいた「ototojet」の手毬寿司を受け取る。午後4時6分京都駅発の東海道新幹線に乗って、東京に戻る。

Thursday, November 27

体調悪化。発熱はないものの、咽頭炎と鼻炎と倦怠感。

Friday, November 28

最寄りの耳鼻咽喉科にて、セフジトレンピボキシル錠100mg、カルボシステイン錠500mg、カロナール錠300mg、トラネキサム酸錠250mg、レバミピド錠100mgを処方してもらう。病院の壁に貼ってある「滲出性中耳炎」の注意喚起ポスターを見たら、6歳以上の子供に対して疑うべき症状として、「落ち着きがない」「協調性がない」「積極性がない」「内向的である」の4点が挙げられている。滲出性中耳炎を疾患しているかは定かではないが、すべての項目に該当する。

夕食、豚肉とミニトマトのペペロンチーノ、サンペレグリノ。

Saturday, November 29

体調は改善しつつも、鼻炎は治らず。朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、グリーンリーフと紫玉葱とミニトマトとブロッコリーのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。洗濯。

読書と珈琲。ベン・ラーナー『トピーカ・スクール』(川野太郎/訳、明庭社)、ローレン・バーラント『残酷な楽観性』(岸まどか、ハーン小路恭子/訳、花伝社)を読む。淹れた珈琲は「イノダコーヒ 三条店」で購入した豆で。

昼食、ソーセージとブロッコリーのミートソースパスタ、サンペレグリノ。注文しておいたクリスマスリースが宅配で届く。

読書。読みさしの加藤周一『日本文学史序説』(ちくま学芸文庫)の下巻を最後まで。お八つ。「大極殿本舗」のカステラ。

夕食、白米、絹ごし豆腐とあおさと若布の味噌汁、鰹のたたき、大根のつま、柴漬け、蜜柑、「一保堂茶舗」の茎焙じ茶。読書。堀江敏幸『二月のつぎに七月が』(講談社)を読む。

Sunday, November 30

朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、グリーンリーフと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

近所の図書館とスーパーマーケットを廻る。昼食、サンドウィッチ(レタスサンド、フルーツサンド)、「イノダコーヒ 三条店」の豆で淹れた珈琲。

読書。加藤喜之『福音派 終末論に引き裂かれるアメリカ社会』(中公新書)を読む。お八つ。「村上開新堂」の焼菓子、「一保堂茶舗」の大福茶。

夕食、白米、あおさと若布の味噌汁、肉じゃが(豚肉、馬鈴薯、白滝、いんげん、人参、玉葱)、胡瓜の酢の物、蜜柑、「一保堂茶舗」の茎焙じ茶。読書。堀江敏幸『二月のつぎに七月が』(講談社)のつづき。