
Monday, August 24
旅先でも起床時間は変わらず午前4時44分。晴天。「万平ホテル」の部屋に付帯するテラス席で、朝の読書。水村美苗『大使とその妻』(新潮社)の下巻を最後まで。午前7時よりホテル内のレストラン「メインダイニングルーム」で朝食。アメリカンブレックファーストのシンプルな構成のメニューだが、結構なボリュームで満腹になり、食後やや苦しくなる。部屋に戻ってしばらく休憩。窓から望む景色は、鮮やかな緑が眩しく映る。
気温は上昇するも湿度が低くて涼しい。これまで軽井沢とはまったく縁のない人生を送ってきて、今後も別荘を所有する未来予想図は一切描けないのだが、避暑地として軽井沢という場所に人びとが惹かれる理由は、多少なりとも理解できるようになったかもしれない。
ホテルの中庭と周辺を散歩してから、腹ごなしに旧軽井沢を歩く。「室生犀星記念館」と「軽井沢ユニオン・チャーチ」を見学してから「旧軽井沢銀座通り」を散策。ホテルに戻り「カフェテラス」で休憩。アップルパイとアイスコーヒー。しばらくホテルのロビーで休んでから、スーツケースを引き摺り、徒歩でふたたび「旧軽井沢銀座通り」へ。「セルフィユ軽井沢」で買い物。午後4時、早めの夕食を「川上庵 軽井沢本店」にて。信州前菜三点盛り、だし巻き玉子、レンコンの海老はさみ揚げ、鴨せいろ。
タクシーで軽井沢駅まで。北陸新幹線「はくたか」に乗って、東京に戻る。行きの新幹線では、舘野泉「フィンランド ピアノ名曲ベストコレクション」を聴きながら車窓からの光景を眺めて、帰りは舘野泉がチェロ奏者エルッキ・ラウティオらと共演した「Cello Masterpieces」の音源を再生しながら、夕暮れの陰影を追う。
Tuesday, August 25
本日も有給休暇を取得。洗濯と掃除。朝食、スクランブルエッグ、サニーレタスとトマトのサラダ、パンドミとクリームチーズとアールグレイジャム、ヨーグルト、珈琲。
今年の東京地方は、盛夏より晩夏の方が暑さが厳しい。近所のスーパーマーケットまでの食料品の調達が苦行となる。昼食、豚肉とオクラとキムチと白胡麻を添えた素麺、焙じ茶。お八つ、「SHOZO COFFEE STORE KARUIZAWA」で購入した焼き菓子、紅茶(アールグレイ)。アイロンがけ。
夕食、白米、小松菜と絹ごし豆腐の味噌汁、焼き魚(ホッケ)と生姜、胡瓜の塩揉み、キムチ、和紅茶。読書。ハンス・ブルーメンベルク『ブルーメンベルク・コレクション 哲学・現実・非概念性』(下田和宣/編訳、近藤史隆、田村豪、二宮望、三重野清顕/訳、ちくま学芸文庫)を読む。
Wednesday, August 26
残暑。朝食、半熟玉子、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスとトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズとアールグレイジャム、ヨーグルト、珈琲。
読書。『ブルーメンベルク・コレクション 哲学・現実・非概念性』(ちくま学芸文庫)のつづき。昼食、弁当。郵便受けに『ちくま』9月号(筑摩書房)が届く。終日蒸し暑い。夕食、海苔と白米の梅塩おにぎり、鶏肉とピーマンとキムチの炒め物、焙じ茶。映画鑑賞。『ママのご帰還』(ガーソン・ケニン/監督、1940年、アメリカ)を見る。
Thursday, August 27
小雨模様。朝食、半熟玉子、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスとトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズとアールグレイジャム、ヨーグルト、珈琲。
北陸地方で局地的な大雨。昼食、弁当。東京は曇天により暑さが和らいだので、久方ぶりに音楽を聴きながらの散歩を再開する。ギドン・クレーメル「バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」を聴く。
草間彌生の訃報を知る。享年97歳。どうみても不健康そうな人だったが、病院に通い続ける生活が味方したのか、大往生。夕食、海苔と白米の梅塩おにぎり、鶏肉と茄子とオクラのお酢炒め、焙じ茶。『メトロミニッツ』9月号(スターツ出版)を読む。
Friday, August 28
曇天。朝食、半熟玉子、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスとトマトのサラダ、キャロットラペ、パンドミとクリームチーズとアールグレイジャム、ヨーグルト、珈琲。ある程度事前に準備されていたと思われるが、「ニューヨーク・タイムズ」に草間彌生についての長文記事が二本掲載されている。「草間彌生は預金通帳の残高を確認するのが好きだった」という逸話が好きなのだが、いまのところ読んだ追悼記事で、言及は見あたらず。
読書。『ブルーメンベルク・コレクション 哲学・現実・非概念性』(ちくま学芸文庫)を最後まで。昼食、弁当。散歩と音楽。コリン・デイヴィス指揮&ロンドン交響楽団「ベルリオーズ:幻想交響曲」を聴く。会社帰りに「QBハウス」で髪を切る。山手線の五反田駅下車。「ブックファースト」で本を買う。近藤聡乃『ニューヨークで考え中⑤』(亜紀書房)、向山直佑『英語で本を出したくて 日英博論出版奮闘記』(東京大学出版会)、加藤陽子『歴史の本棚』(毎日文庫)、ジャン=ジャック・ルソー『社会契約論』(作田啓一/訳、白水Uブックス)。夕食、持ち帰り寿司、焙じ茶。
Saturday, August 29
曇りときどき雨。朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスとトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとアールグレイジャム、ヨーグルト、珈琲。
終日自宅にて。やや大掛かりなベランダの掃除を済ませてから、読書。大塚真祐子、水越麻由子、篠田宏昭、前田隆紀、笈入建志、モーグ女史、小国貴司、嶋田詔太『書店員の怒りと悲しみと少しの愛』(knott books)、黒田龍之助『隅から隅まで外国語 黒田龍之助エッセイ・セレクション111』(白水Uブックス)を読む。
昼食、海苔と白米の梅塩おにぎり、鶏肉と茄子とピーマンのお酢炒め、爽健美茶。映画鑑賞。『ヒズ・ガール・フライデー』(ハワード・ホークス/監督、1940年、アメリカ)を見る。
スタンチュール&ウィーン弦楽四重奏団「シューベルト:ピアノ五重奏曲」を聴く。夕食、鶏肉とピーマンと茄子とトマトのバーニャカウダパスタ。「キリン本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」を飲む。読書。近藤聡乃『ニューヨークで考え中⑤』(亜紀書房)を読む。
Sunday, August 30
曇天。朝食、半熟玉子、ソーセージとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズとアールグレイジャム、ヨーグルト、珈琲。
洗濯と掃除。近所のスーパーマーケットで食料品の調達を済ませる。涼しい。昼食、白米、小松菜の味噌汁、鮪の刺身と山葵と貝割れ、蛸と胡瓜と若布の酢の物、焙じ茶。アイロンがけ。
読書。佐伯一麦『水平と垂直』(新潮社)を読む。お八つ。「(NO) RAISIN SANDWICH」の焼き菓子、「ロイヤル」のスイートポテト、珈琲。イングリット・ヘブラー「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」を聴く。
夕食、白米、麻婆茄子、玉子と長葱と若布の中華風スープ、和紅茶。