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Monday, June 29

曇天の梅雨空。朝食、目玉焼き、ベーコンとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、レモンブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

朝の読書。網野善彦『古文書返却の旅 戦後史学史の一齣』(中公新書)を読む。昼食、弁当。夕食、蛸と鶏ハムと菠薐草のトマトソースパスタ。

夜の読書。阿部謹也『刑吏の社会史 中世ヨーロッパの庶民生活』(中公新書)を読む。現代からみると残虐極まりない刑罰の具体的な内容を、淡々とした筆致で綴っているのが印象に残る。

Tuesday, June 30

朝食、目玉焼き、ベーコンとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、レモンブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界』(ちくま文庫)を再訪。昼食、弁当。夕食、浅蜊と鶏ハムとトマトとピーマンのバジルソースパスタ。『図書』7月号(岩波書店)を読む。

Wednesday, July 1

七月。朝食、目玉焼き、ベーコンとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、レモンブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。毎朝「ニューヨーク・タイムズ」の記事を瞥見する際、まずは訃報欄を読む。知らない人ばかりが登場するので勉強になる。

読書。網野善彦『「日本」とは何か』(講談社)を久方ぶりに読み返す。広く一般の読者層に対してそれなりの影響力をもっていたはずの「網野史学」だが、網野善彦が「虚像」であると喝破した日本史における通念は、いまなお大半は通念のままである。

昼食、弁当。夕食、トマトと大葉のバターパスタ。

Thursday, July 2

大雨。朝食、目玉焼き、ベーコンとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。ジャネット・スケスリン・チャールズ『あの図書館の彼女たち』(高山祥子/訳、創元文芸文庫)を読む。昼食、弁当。夕食、浅蜊とピーマンとトマトのガーリックパスタ。

Friday, July 3

曇天。朝食、目玉焼き、ベーコンとマスタード、サニーレタスと紫玉葱のサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。岡﨑乾二郎『芸術の発見 AI時代の生きる条件』(フィルムアート社)を読む。現時点においては主流である、応答型のAIを前提としているような議論展開がやや気になるものの、凡百の生成AIをめぐる論考とは一線を画する大変刺激的な内容で、本の帯には「AI終末論に対峙する、希望の書」とあるが、生成AIと向き合う岡﨑乾二郎という知性の存在それ自体が「希望」である。ちょっとした質問を生成AIに投げた結果の誤謬に匙を投げ、凡庸なAI批判の文章で字数を埋めて原稿料を貰っている物書きは、本書を読んで反省したほうがよい。

昼食、弁当。夕食、蛸と菠薐草とトマトのパスタ。

Saturday, July 4

曇天。朝食、スクランブルエッグとベーコン、サニーレタスと紫玉葱のサラダ、キャロットラペ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

洗濯と掃除。雑誌『BRUTUS』(マガジンハウス)がおよそ20年ぶりに杉本博司の特集を組んだ最新号を読む。2005年9月15日号の「杉本博司を知っていますか?」と題された古雑誌も自宅の蔵書に存在するので、併読する。まずなによりも目につくのは、当時「特別定価600円」だった雑誌が、最新号では「特別定価1,200円」と価格が倍になっている事態である。値段は倍だが、質も量も倍になってはいない。いや、倍どころか、という評価もあり得る。

昼食、鶏ハムと菠薐草のバジルソースパスタ。読書。郷原佳以『デリダの文学的想像力』(みすず書房)を読む。図書館で本の返却と貸出。スーパーマーケットで買い物。常備菜づくり。夕食、白米、厚揚げとキャベツの味噌汁、鰹の刺身、鮪のたたき、大根のつま、玉蜀黍。アイロンがけ。

Sunday, June 5

薄暗い雲が空を覆う。朝食、半熟玉子、ベーコンとマスタード、サニーレタスとトマトのサラダ、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。

読書。ロジェ・マルタン・デュ・ガール『チボー家の人々 1 灰色のノート』(山内義雄/訳、白水Uブックス)を読む。東西線に乗って竹橋駅で下車し、「東京国立近代美術館」を訪問。「杉本博司 絶滅写真」展を見学する。大半の作品は過去に鑑賞済みであるが、会場構成と展示作品の見せ方は相変わらず巧み。駄洒落爺っぷりも健在。常設展のフロアも覗いて、「生誕120周年 長谷川三郎と国立近代美術館」を見学。皇居の緑を望む美術館のテラスにでると、心地よい風が吹いている。今年は「真っ当な梅雨の季節」があるおかげで、湿度は高いが酷暑の到来は遅れており、梅雨の存在を有り難く感じるというご都合主義的な気分になる。

タクシーに乗って皇居沿いを廻り、「東京會舘」まで。「Rossini Terrace」で午餐。チキンオムライス、サラダ、スープ、マロンシャンテリー、珈琲。帰途に就く。読書。郷原佳以『デリダの文学的想像力』(みすず書房)を最後まで。夕食、豚肉と萌やしと小葱の焼き蕎麦。