
Monday, August 4
凶暴な暑さがつづく。午前7時の段階で気温は30度超え。朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、ベビーリーフと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
ニコラウス・アーノンクールの指揮による、バッハ演奏のベスト盤を聴く。昼食、弁当。『UP』8月号(東京大学出版会)が届く。夕食、ブロッコリーを添えたソーセージとトマトソースのパスタ、バゲット。
読書。岩本康志『コロナ対策の政策評価 日本は合理的に対応したのか』(慶應義塾大学出版会)を読む。ワクチン接種に否定的な喧伝を繰り返してきた参政党が国政で票を伸ばす昨今、新型コロナウイルスの流行は遥か昔のことのように錯覚するが、個人的には依然として「コロナ対策の総括」に対する関心は持ち続けているので、先週「アマゾン」で取り寄せた本書を紐解く。自宅の書架に仕舞われた新型コロナウイルス関連の書籍に目をやると、西浦博『理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!』(川端裕人/聞き手、中央公論新社)、河合香織『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』(岩波書店)、尾身茂『1100日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録』(日経BP)が並んでおり、ここではじめて、感染症疫学を中心とする医学的見解が影響力を放った時局に対して、経済学的な視点から批判する本が追加される。感染症疫学の数理モデルが、はたしてどこまで「科学的」であったかを検証している興味深い論考だが、なによりこの国においては、西浦博の悪気のない「前のめりキャラ」が話を錯綜させる課題だった気がしなくもない。
Tuesday, August 5
東京地方の日中の最高気温は37度の予報。朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、ベビーリーフと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
読書。芝崎祐典『ベルリン・フィル 栄光と苦闘の150年史』(中公新書)を読む。クラシック音楽の業界事情の歴史に疎いので、ヘルベルト・フォン・カラヤンがどうして一部のクラシック音楽ファンに嫌われているのかわからなかったのだが、嫌われるのに十分すぎる理由が本書に列挙されている。
ニコラウス・アーノンクールの指揮、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏で、ベートーヴェンの交響曲第4番と第5番を聴く。昼食、弁当。酷い暑さが毎日続くが、本日はとりわけ酷い。夕食、「無印良品」の「ごはんにかける コムタン」。
Wednesday, August 6
朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、ベビーリーフと紫玉葱とミニトマトのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
読書。白石正明『ケアと編集』(岩波新書)を読む。昼食、弁当。夕食、ラタトゥユのパスタ。「エチゴビール のんびりふんわり白ビール」を飲む。
Thursday, August 7
朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
読書。渡邊啓貴『ルペンと極右ポピュリズムの時代 <ヤヌス>の二つの顔』(白水社)を読む。
すでに述べたように、ルペンの取り巻きには高学歴の野心家も多い。創設時の「あふれ者」を多く含むアウトサイダーの集団とは単純には言えなくなっている。極右のこうしたエリートたちは知恵が回る。正面から反論するのではなく、一見正攻法の主張をしつつ、議論の隙間や時間軸をずらした解釈による反論を正当化するための論理的思考力を持っている人たちだ。逆説の論法にも余念がない。一見正しい議論を展開しつつ、その場の都合に応じて主張の立脚点を巧みに動かしていく。そしてその立脚点は身近で馴染みのある周辺環境への素直な庶民感情だ。よく言えばわかりやすい。しかしその場の情緒的な議論でもあることが多い。文字通り「ポピュリズム」の真骨頂だ。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、ウィーン・フィルの演奏で、ベートーヴェンの交響曲第1番と第3番を聴く。昼食、弁当。夕食、「無印良品」の「ごはんにかける 胡麻味噌担々スープ」。
Friday, August 8
朝食、目玉焼き、鶏肉のグリルとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
読書。ニコライ・チェルヌイシェフスキー『宛名のない手紙 チェルヌイシェフスキー哲学的論戦珠玉』(多和田栄治/編訳、白水社)を読む。7月23日付の「日本経済新聞」夕刊に載っていた多和田葉子のエッセイを読んで、手に取る。
時間があれば本を読む。それが父の人生の主旋律だった。パンデミックが始まると父の読書時間はいよいよ増え、それもただの読書ではなく、翻訳を始めた。翻訳というのは読書を濃厚にした作業ではないかと思う。翻訳は父にとって初めての経験ではない。若い頃も会社勤めをしながら時々翻訳をしていたが、やがて自分で書店を始めてから90歳になるまでは書店の経営に追われ、翻訳する時間はなかったようだ。
書店を閉め、コロナ禍が始まると、学生時代のノートなどいろいろ押し入れの奥から出してきて、卒論のテーマでもあったロシアの思想家チェルヌイシェフスキーの論文を翻訳し始めた。その本が白水社から最近出版された時、父はすでに逝っていた。本にも背中がある。背表紙である。翻訳家や著者は、あの世にいくと自著の背表紙が見えるというのは本当だろうか。(「父の背中」)
「OpenAI」が最新版の言語モデルとして「GPT‑5」を発表。日常生活においては生成AIを利用する機会はあまりないのだが、仕事で生成AI利用をめぐる制度設計をおこなっているため、生成AIに関する動向についてやたらと詳しくなっている。
昼食、弁当。夕食、「無印良品」の「ごはんにかける ユッケジャン」。
Saturday, August 9
朝食、目玉焼き、サニーレタスと紫玉葱とトマトのサラダ、キャロットラペ、玉蜀黍、ミルクブレッドとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
本棚から展覧会図録と写真集を抜き取って眺める。『光 野口里佳 The Light: NOGUCHI Rika』(国立新美術館)、『野口里佳 光は未来に届く』(IZU PHOTO MUSEUM)、飯沼珠実『JAPAN IN DER DDR 東ドイツにみつけた三軒の日本の家』(self-published)、飯沼珠実『建築の建築』(POST/limArt)。
昼食、「無印良品」の「ローストキチンのスパイシーカレー」。暑さに負けて料理をつくるのが面倒になりがちで、今週は献立を「無印良品」に依存する。
バスと電車を乗り継いで、図書館とスーパーマーケットを梯子する。夕食、豚しゃぶ肉とミニトマトと茗荷と小葱と天かすを添えた素麺、枝豆、胡瓜と大根の漬物。「サッポロ黒ラベル」を飲む。
Sunday, August 10
朝から雨模様。朝食、目玉焼き、ソーセージとマスタード、サニーレタスと紫玉葱とブロッコリーとトマトのサラダ、玉蜀黍、バゲットとクリームチーズ、ヨーグルト、珈琲。
午前の読書。スーネ・デ・スーザ・シュミット=マスン『ブリクセン/ディネセンについての小さな本』(枇谷玲子/訳、子ども時代)を読む。映画鑑賞。『アウトサイダー』(タル・ベーラ/監督、1981年、ハンガリー)を見る。昼食、豚しゃぶ肉とミニトマトと茗荷と小葱と天かすを添えた素麺。午後の読書。カーレン・ブリクセン『アフリカ農場』(渡辺洋美/訳、工作舎)を読む。
夕食、茹で卵とディルを添えたボイルドサーモン、マッシュポテト、サニーレタスとトマトと胡瓜とブラックオリーブと紫玉葱と「ブルサン」のサラダ。「エチゴビール のんびりふんわり白ビール」を飲む。