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Thursday, February 7

駒込のギャラリー、ときの忘れものでは、ジョナス・メカスへのメッセージを集めたノートを用意して、特別上映会を開いてくれている。あした行ってこれを書いてこようと思う、と、夫に英語で書いたメカスへのメッセージを見せたら、とてもいい文章だねと言ってくれて嬉しかった。

Friday, February 8

ときの忘れものへ。いつも上映が行われる小部屋はわたしが行ったときは無人で、誰もいない部屋にメカスのフィルムがかたかたとまわっていた。誰かが見ても、見ていなくても、フィルムは残る。その部屋に、メカスへのメッセージノートと“お香典”と書かれた箱が置かれていた。メッセージをノートにしたためる。ノートにはすでに6ページくらい、日本語英語混ざり合って言葉が並んでいた。書いているうちにまた、こみあげてくるものがあった。“お香典”と書かれた箱には鑑賞料1000円を入れる仕組みで、映画を観る時間は取れなかったけれど、1000円入れてきた。アンソロジー・フィルム・アーカイブの運営に役立てばいいな、と思いながら。

あしたは雪の予報で、そんな予報が流れるくらい外は寒くて、馴染みの駒込の道を身体を縮こませながら歩いていたら、少なからず寄る辺ない気持ちになった。