Tuesday, May 12

『フランシス・ハ』（ノア・バームバック監督、2012年）を観る。ところどころにセンスの良さがうかがえる佳作。でも、自分があと20歳、いやあと15歳でも若かったら、自分にとってすごく特別な映画になったかもしれない。感じ方、まるで違っていたかもしれない。歳をとるのはさほど嫌ではないが、こういう時、少し寂しい気持ちになる。それはそうと、フランシスの親友ソフィーが電話口で「ブログはじめるの。ダサいでしょ、写真とか日記よ。」と言う場面に爆笑、苦笑、失笑。

Friday, May 15

もう5月も半分終わりだ。なんだこの時間の流れの速さ。速すぎてよく見えない。めまいがするよ。

新宿のキリンシティで夫と待ち合わせて、夕暮れにビールを1杯。注文したほうれん草とベーコンのサラダ、小海老のアヒージョ、ラム肉のロースト、オニオンリング、どれも、とても美味しかった。食べながらレム・コールハース『S,M,L,XL』の話などをする。食後に新宿武蔵野館で『やさしい女』（ロベール・ブレッソン監督、1969年）を鑑賞。

Saturday, May 16

きょうはタマラ・ド・レンピッカの誕生日だそうなので、2010年に文化村で開かれたレンピッカ展の図録をひっぱりだして眺めた。

Sunday, May 17

朝ごはんは食べずに朝一番で原宿へ。第16回タイ・フェスティバルに参戦。ガパオライス、ソムタム、グリーンカレー、タイ風焼きそばを食べ、シンハービールを飲んだ。ソムタムは美味しかったけど、いままで食べたなかで一番辛かった！　まさに火を吹く辛さでびっくりした。タイフェスは、昨年は2日間で35万人の人出だそう。すごい集客、ほんとにおばけイベントだね。

九品仏、尾山台、等々力、上野毛の街を散策し、等々力渓谷を散歩。等々力渓谷、いつ以来だろう！　もしかしたら中学生だか高校生だかの時、課外授業で散策に来て以来かもしれない。そしたら20年ぶりくらいだわ、わー！　時の流れはコワイねえ。渓谷は歩く道のあちらこちらから湧き水が浸み出しているのか、水たまりがたくさんあって、涼しく、気持ちよかった。その後、二子玉川まで足を伸ばして、再開発真っ盛りの二子玉川ライズをちょこちょこと冷やかす。蔦屋家電の並びにあるボタニカルショップSOLSO HOMEに行ってみたかった。部屋にグリーンをもっと増やしたいけれど、もっと増やすとなると、けっこうお金がかかるのである。