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Sunday, March 15

2月に入ったあたりから、日々、ごはんをつくって食べる以外のことがなかなかできず、夜になると早々に電池切れで寝てしまう。ちなみにきのうの献立。朝、ホットケーキ、ヨーグルト、珈琲。昼、ごはん、味付け海苔、玉ねぎとわかめの味噌汁、玉ねぎ入り卵焼き。夜、ごはん、若菜のふりかけ、玉ねぎとわかめの味噌汁、じゃがいものそぼろ煮、ほうれん草の塩麹和え、ビール。きょうの献立。朝、若菜のおにぎり、にんじんと長ねぎの味噌汁、ほうれん草の塩麹和え、キャロットラペ、お茶。昼、タコとほうれん草のパスタ、バゲット、赤ワイン。夜、北欧風ミートボールのクリーム煮、マッシュポテト、キャロットラペ、赤ワイン。つくって食べるものは何もかも美味しく、その点は満足である。

そして今週水曜日は、東日本大震災から4年という節目であり、同時にその日は、日の出時刻が5時台に突入した日でもあった。時間は、季節は、容赦なく流れる。

平日に観た映画は、『ウエスト・サイド物語』(ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンス監督、1961年)。15年ぶりくらいに観たけれど、わたしは好きですこの映画。特筆すべきはソール・バスによるオープニングのタイトルデザイン、あれは本当に素晴らしく、オープニングで一気に胸高まる。それと『バベットの晩餐会』(ガブリエル・アクセル監督、1987年)も観た。18世紀の北欧が舞台で、独特の雰囲気がある。一昨年の夏、デンマークからストックホルムに移動する列車の中で、斜め後ろの男性がカレン・ブリクセンの本を読んでいて、デンマークの人にとってはやはり日本の春樹や漱石みたいな存在なんだなーと感じたことを思い出す。カレン・ブリクセンは一昨年(もう一昨年になるのか!)の秋に白水Uブックスから新しく2冊出て、わお、と思ったのだけれど、いまだ読めていない。早く読みたいものだわ。