Monday, February 25

食卓に飾っている白いスプレーバラと白いラナンキュラスが本当に可愛らしい。朝に晩に飽かず眺める。Twitterで目にした、プレノン・アッシュ倒産という悲報。

Tuesday, February 26

『あんなに愛しあったのに』（エットーレ・スコラ監督、1974年、イタリア）を観る。映画のタイトルというと、わたしはふつうの会話の端々にあらわれるような言葉を使ったものが好きで、この『あんなに愛しあったのに』は本当に何てことない言葉であり響きであるのだけど、そこが良くてとても好きだ。これと同じくらい好きなのがクロード・ミレール監督のデビュー作タイトル『いちばんうまい歩き方』（でもこれは『レイプ殺人事件』というあんまりな邦題がついていて、2012年のミレール死去を伝える訃報でもこのタイトルがばんばん使われていてひどくげんなりした）。歌のタイトルでは、これと同じ感覚でフランソワーズ・アルディの『さよならを教えて』が好きだ。あ、『もう森へなんか行かない』なんかもいいな（これもアルディのヒット曲）。

Saturday, March 2

国立新美術館で「アーティスト・ファイル2013―現代の作家たち」、オオタファインアーツで常設展、ワコウ・ワークス・オブ・アートで「ジョーン・ジョナス Reanimation」、ZEN FOTO GALLERYで「尾仲浩二 My favorite 21 写真展」、森美術館で「会田誠 天才でごめんなさい」、ROPPONGI HILLS A/D GALLERYで「宇野亜喜良 さよならの城」、渋谷のポスターハリスギャラリーで「寺山修司の原稿と本 – 寺山修司の直筆原稿と生前全著作」。ZEN FOTO GALLERYにはご本人が在廊されていてドキドキして、写真に集中できなかった（というのは嘘だけどそれくらいドキドキした）。写真集『My favorite 21』を購入しようと、お会計の時、ギャラリーの方がいなくてご本人にお会計をしていただいた。貴方の写真が昔からとてもとても大好きです、ということをなんとか伝えました。フー。

Sunday, March 3

いつものカフェで読書のあと、いつもの花屋で紅色のスプレーバラを買い求める。