Friday, November 9

『武蔵野夫人』（大岡昇平／著、新潮文庫）を読んでいて、ドラマとして面白いのだけど、あまりに暗澹たる雰囲気にいささか滅入ってきた感あり。損保ジャパン東郷青児美術館で『ジェームズ・アンソール ―写実と幻想の系譜―』を観る。家に帰ってパスタをつくって食べるはずが空腹に耐えかねて西新宿のとあるビルの最上階に向かい、（くるりと振り向けば）夜景が見える席で、お刺身、くずし豆腐、ポテトサラダ、小鍋、ビールなどで晩ごはん。

Saturday, November 10

ユーロスペースで『白夜』（ロベール・ブレッソン／監督、1971年、フランス・イタリア）を観る。上映前、早々にパンフレットを購入。鍋島松濤公園で色づき始めた樹々を眺めながら散歩のち、松濤美術館で「古道具、その行き先 —坂田和實の40年—」を、渋谷ヒカリエで「篠山紀信展」を鑑賞。夜、ベーコンとパプリカと茄子と玉ねぎと小松菜のパスタ、ビール、赤ワイン。
　　

Sunday, November 11

朝昼兼用で、ごはん、キャベツと玉ねぎの味噌汁、焼き鯖、卵焼き、牛蒡の佃煮。家の近所のカフェで読書に耽る。