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Sunday, March 17

一週間弱の期間にわたり37℃から39℃の発熱が断続的につづき、出勤したり欠勤したりの日々がつづいた。ずっとポカリスエットばかり飲んでいると気持ちが悪くなってくる。ウイダーinゼリーは3袋目で飽きる。咳もくしゃみも喉の痛みもなく、発熱だけがつづく。病院で血液検査その他の診療により導き出された結果は、さすがはあらゆる流行に鈍感なだけあってインフルエンザでも風疹でもなく、あるいは世界の中心で愛を叫びながらの白血病の心配もなく、「ウイルス性の何か」というずいぶんと漠然とした診断に着地した。去年もおなじ時期に発熱で苦しみ、その時は花粉症が悪化したものだろうと素人判断して医者に行ってみたら風邪だと言われ、花粉症発熱説が否定されたのだった。もっとも花粉症であることは間違いなく、スギ花粉が飛散する時期になれば目がかゆくなりくしゃみも出たりするけれど、実のところ花粉症の症状としては軽いのではないかという疑いが生じ、うわっ…私の花粉症、軽すぎ…? と転職サイトのバナー広告のようは発言が口から漏れる日もそう遠くはない。単純に風邪だったんじゃないか。しかし話はそこで終わらない。ではなぜ二年連続で三月に風邪(しかも発熱だけがつづく症状)をひいてしまうのか問題が解消されておらず、それは季節の変わり目だから、などという穏当な見解など誰も期待していないので、発熱する数日前に宅配ピザを注文したからではないかと睨んでいる。ピザを食べながら映画を見ていた。去年もそうだった。来年は三月にピザとらない。