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Monday, April 10

エジプトのキリスト教系礼拝堂でテロ。

会社の昼休みの時間に、読みさしだった外川継男『ロシアとソ連邦』(講談社学術文庫)を読了する。

Tuesday, April 11

東芝が延期していた連結決算を発表。5325億円の赤字。東芝の決算をめぐっては、1兆円の赤字になるのではとの憶測もあれば、しかし半導体事業は2兆円で売却できるとの話もあるわで、金勘定の桁がこども銀行みたいである。

Wednesday, April 12

料理を本業とする人じゃない男性が料理にかんして文章をしたためると、どうにも自慢気な雰囲気が漂うのはなぜだろう。女性の場合はそんなことないのに。四方田犬彦『ひと皿の記憶 食神、世界をめぐる』(ちくま文庫)を読むと本書もまた例に漏れず、どことなく自慢気なのが気になる。

Thursday, April 13

不穏なシリア情勢をめぐって、トランプが北大西洋条約機構(NATO)の存在意義を評価する旨を表明し、大統領選挙の頃の発言を事実上撤回するようなことを言い出している。相変わらず一貫性がない。このまま一貫性のない態度で、いつの日か「実は俺、トランプじゃない」と言ってくれたら最高である。

Friday, April 14

加東大介『南の島に雪が降る』(ちくま文庫)を読了。明日からの一泊二日の旅の準備をする。

Sunday, April 16

一泊二日の京都旅行。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」めぐりを中心に、めぐりついでに立ち寄ったお店は、イノダコーヒ本店、さるぅ屋、恵文社一乗寺店、京都天狼院、東華菜館、ホホホ座三条大橋店、喫茶上る。何必館・京都現代美術館でアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真展も見る。

京都市内のさまざまな場所が会場となるKYOTOGRAPHIE。すべての会場に入れる有料パスポートを買って、スタンプラリーのようにめぐる。有料パスポートは各会場の受付でパンチで穴をあけてもらう仕組み。初日、4つの会場をまわってからたどり着いた二条城内の展示スペースで、受付の若い男性にパスポートを見せたら、「うわ! めっちゃ早いペースですね! こんな人はじめて見た!」と驚かれる。「ええ、東京のギャラリーで鍛えてますから」とは言わなかった。