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Saturday, September 10

今週観たもの、横浜美術館で「メアリー・カサット展」。メアリー・カサットはあれだけ母と子どもの絵を描いたのだから当然本人にも子どもがいると思って疑わなかったのだけど、生涯独身だったらしく、驚いた。非常にクールな思考の持ち主だったのかもしれない。伊勢佐木町まで歩き、気になっていた古本屋、馬燈書房で本を見る。

今週読んだもの、B・ゴールドスミス『マリー・キュリー フラスコの中の闇と光』(小川真理子/訳、WAVE出版)、ノーマン・マルコム『ウィトゲンシュタイン 天才哲学者の思い出』(板坂元/訳、平凡社ライブラリー)、カーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』(村上春樹/訳、新潮文庫)。