Saturday, March 5

恵比寿のRue Favartにてランチ。むきエビと菜の花のトマトリゾット、ミネストローネ、パン、赤ワイン、デザート、珈琲。NADiff a/p/a/r/tで「中ザワヒデキ　ソースと実行」、MEMで「シャルル・フレジェ展　BRETONNES」を観る。シャルル・フレジェの「BRETONNES」、ものすごく好みだった。ブルターニュ地方の伝統衣装とレースの頭飾り「コワフ」を身につけた女性たちを撮影したシリーズ。メインの被写体の後ろに半透明のスクリーンを立てたことで、背景は紗がかかったようにぼやけ、コワフのデザイン性を際立たせている。ピクトリアリズム手法への接近。とにかくはっとする美しさで、目が洗われるよう。今回の展示作品をまとめた写真集を手にとって観ていたら、ギャラリストが、写真集の中で、少女から大人、妻、母、老婆となっていく女性の一生を追うように構成されてます、と説明してくれた。ブルターニュ地方の女性はとても勤勉で、普段は普通の服を着ていますが、伝統衣装も絶やすことなく受け継がれているのです、とも。

東雲に移動し、TOLOT/heuristic SHINONOMEで「アニー・リーボヴィッツ　WOMEN: New Portraits」、YUKA TSURUNO GALLERYで「炭田紗季　芥を択ばず」を観る。最後は東雲から西荻窪へ移動し、FALLで「なnD and展」を鑑賞。毎号出るのを楽しみにしている、『なnD』の最新号（04号）を買う。