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Monday, April 25

晴れたので溜まった洗濯ものが干せる。週の始まりの月曜日にふさわしい晴れやかかつ爽やかな本を読もうと思って、通勤の読書に持参したのは平田直『首都直下地震』(岩波新書)。

朝食、チーズトースト、ほうれん草のソテー、茹で卵、珈琲。昼食、弁当。夕食、コリアンダーチキンカレー、サニーレタスとトマトと紫玉葱のサラダ、麦酒。

Tuesday, April 26

佐藤親賢『プーチンとG8の終焉』(岩波新書)を読了。

朝食、ソーセージとミニトマトのグリル、目玉焼き、サニーレタス、バゲットとバター、珈琲。昼食、弁当。夕食、白米、油揚げと長葱の味噌汁、豚肉の胡麻油炒め、ほうれん草のおひたし、冷奴、浅蜊と白菜の酒蒸し、麦酒。

Wednesday, April 27

図書館の新着図書の棚にあった橘木俊詔・佐伯順子『愛と経済のバトルロイヤル 経済×文学から格差社会を語る』(青土社)を借りて読んでみるも、拍子抜けするほど薄味の対談本。あまりに平板な内容なので、ゲラ刷りの段階で出版するのはやめましょうと判断するくらいの賢明さがほしい。

朝食、ピザトースト、茹で卵、珈琲。昼食、弁当。夕食、ほうれん草とベーコンのペペロンチーノ、トマトときゅうりとサニーレタスのサラダ、赤ワイン。

Thursday, April 28

『図書』5月号(岩波書店)と『UP』5月号(東京大学出版会)を読む。

ピーター・バラカンが女性3人組メタルダンスユニットのBABYMETALを「世も末だと思っています」と発言して炎上したらしいが、『図書』掲載の小倉紀蔵によるエッセイ(「京都、美とニヒリズムの路地」)の冒頭に、

いささか旧聞に属するが、B・B・キングがこの世を去ったときに日本の某新聞に載った、ある追悼の文には失望した。日本で活躍する白人音楽評論家の手になるその短い文では、B・B・キングの音楽そのものに対するオマージュよりも、むしろ彼の音楽がいかに白人たちに多大な影響を与えたのか、ということがより熱心に説かれていた。白人の立場からすれば、それは重要だろう。B・B・キングがいかに偉大であるかを、端的に示す例なのだろう。いやむしろB・B・キングや黒人側からいっても、そのことは特筆すべきことなのかもしれぬ。

という、おそらくピーター・バラカン本人からすれば不本意な解釈であろう批判を浴びている。バラカン受難である。

マキアヴェッリ『君主論』(河島英昭/訳、岩波文庫)を読了。

朝食、トーストとブルーベリージャム、サニーレタス、茹で卵、珈琲。昼食、弁当。夕食、レッドカレー、きゅうりと玉葱の味噌サラダ、麦酒。

Friday, April 29

休日。新宿のツタヤで借りた二本の古い映画をみる。『ゴールド・ディガース』(マーヴィン・ルロイ監督)と『ゴールド・ディガース35年』(バスビー・バークレー監督)。どちらもDVDではなくビデオテープで。

きのう会社帰りに改装後の新宿ツタヤに初めて訪れたのだが、以前より規模が小さくなり、昇降の手段が一基のみのエレベーターか階段しかないという嫌がらせのような構造でおどろく。さらには棚の高さをDVDを基準にしてつくってあるせいで、ビデオテーブの場合ケースに無理矢理ねじ込まれている感じで取り出すのにひどく難儀する。取り出すのも大変だが、戻すのも大変。いちど取り出したビデオをやっぱり借りるのやめようと思ってケースに強引にねじ込もうとするも(ねじ込まないと高さの問題で棚に収まらない)、これがうまくいかない。なんなんだあれは。

朝食、オムレツ、トマト、バゲット、ベーコンと玉葱のコンソメスープ、珈琲。昼食、鶏蕎麦。夕食、白菜のアンチョビパスタ、サーモンバター焼き、麦酒。

Saturday, April 30

美術館やギャラリーめぐりはわりと金のかからない趣味だったはずなのだが、ここ最近は食事処と組み合わせて出掛けるものだから、そこそこ金のかかる趣味へと変貌している。本日は、五反田駅で下車し、フランクリン・アベニューでハンバーガーとサラダとビールの昼食ののち、原美術館で佐藤雅晴「東京尾行」を鑑賞というルート。ついでに品川のキヤノンギャラリーに向かって柴田敏雄写真展を見に行くも休館だった。

朝食、ロアンヌ、チョコレート、珈琲。夕食、じゃがいもと人参と玉葱のビーフシチュー、ベビーリーフと茹で卵のサラダ、バゲットとパテ、赤ワイン。

Sunday, May 1

快晴の代々木公園で本年初のピクニック。ブランケットを敷いて、持参した食事と赤ワインをならべる。晴れ渡る空の下、iPadでエコノミスト誌を読んだり、バトミントンをやったり。

朝食、クロワッサン、珈琲。夕食、じゃがいもと人参と玉葱のビーフシチュー、マッシュポテト、麦酒。