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Monday, December 7

マリーヌ・ル・ペン率いる国民戦線(FN)がフランスの州議会選挙で躍進との報道。多くの票を獲得した直接的な理由にパリで起きたテロ事件が挙げられるだろうが、もちろん話はそう簡単ではなく、ずいぶん前から欧州の一部においては着実に反EUや移民排斥の思考が根づいている。

朝、目玉焼き、トマト、サニーレタス、バゲット、珈琲。
昼、弁当。
夜、仔羊肉うどん、冷奴、麦酒。

Tuesday, December 8

『麦秋』を見て、『秋刀魚の味』を見て、きょうは『秋日和』を見る。娘を嫁にやる親の哀切という戦後の小津映画でくり返されるテーマを連続で見ていると、役者を変えて(あるいは変えず)同じような科白が口にされる光景は、まるで順列か組合せの計算問題を解いているようで、おかしく思うと同時に不気味さを感じる。それぞれの映画は同じことのくり返しのようにとてもよく似ているが、不思議とそれぞれちがう映画として余韻は残る。差異と反復。それはそうと小津映画における岡田茉莉子はキュートでよい。

朝、リトルマーメイドのベーコンポテトドッグ、珈琲。
昼、弁当。
夜、ヤマモリのレッドカレー、サラダ、麦酒。

Wednesday, December 9

『秋日和』と『秋刀魚の味』に感化されて、中村伸郎の口真似ばかりしている。高橋とよの口真似を続けると喉を傷めるのでほどほどに。はやく『彼岸花』を再見したいところ。

朝、トースト、ベーコンとほうれん草のオニオンスープ、ゆで卵、珈琲。
昼、弁当。
夜、豚肉とガーリックのグリル、かぶの葉とトマトとしめじのグリル、玉ねぎとしめじのスープ、バゲットとパテ、赤ワイン。

Thursday, December 10

デート特集の『POPEYE』(マガジンハウス)を買う。10代20代のデート事情など心底どうでもよい「他人事」なので、逆に、対象とたっぷり距離があって楽しんで読める。微妙な距離感だと下手にストレスの溜まる特集のような気もするが、もとより実用的な参考書として『POPEYE』を読んでいる層がどれほどいるのか怪しくて、であるならばターゲットとする読者はいったい誰なのかという疑問が頭をもたげる。このデート特集、登場する男女を編集部はどうやって探してくるのだろう。

朝、スクランブルエッグとほうれん草と人参のホットサンド、ミニトマト、珈琲。
昼、弁当。
夜、味噌ラーメン、焼き餃子、麦酒。

Friday, December 11

iPadでエコノミスト誌。表紙にならぶ三人の似顔絵のうち、ドナルド・トランプとマリーヌ・ル・ペンはわかるがその隣は誰だっけ? と記された名前を凝視したらオルバーン・ヴィクトル。

朝、目玉焼き、ほうれん草と紫玉ねぎとミニトマトのグリル、バゲットとパテ、りんご、珈琲。
昼、和幸でとんかつ。
夜、会社の忘年会。

Saturday, December 12

東大本郷へ紅葉狩り散歩。銀杏並木の紅葉は見頃を過ぎてだいぶ落葉してしまったけれど、三四郎池も含めて散歩するのにここは絶好の場所。帰りがけに古本屋に並んでいた一冊100円の『三四郎』『それから』『行人』を買う。漱石再訪。市ヶ谷を経由して都営新宿線で新宿に向かい、GUCCIで川内倫子の個展「Let’s sing a song our bodies know」を見る。ついでに、通路が狭いうえに込み合っているのでウィルスが蔓延したら全員即感染しそうな紀伊國屋書店1階の雑誌売場で『GINZA』(マガジンハウス)と『原節子 去りぬ』(朝日新聞出版)を購入。スタバで買ったプラペチーノを飲みつつ都営新宿線の駅まで戻る。TARO NASUで惹かれる展示をやってくれないかぎり訪れる機会のない馬喰町だが、松江泰治の個展があるというのでひさしぶりにアガタ竹澤ビルに向かう。馬喰町ART+EATを覘いてみたらレバノン料理の店が復活している。松江泰治を鑑賞後、イズマイで珈琲休憩。『三四郎』を読む。BASE galleryで眞壁陸二「森/叙景」を見てから、茅場町の小さなレストランTable d’Hoteで夕食。美味。

朝、甘鮭、かぶ、キャベツ、ほうれん草のグリル、バゲットとパテ、紫玉ねぎときゅうりのサラダ、珈琲。
昼、生姜風味の野菜うどん。
夜、Table d’Hoteにて。

Sunday, December 13

Bunkamuraの「ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生」展で触発され図書館から借りてきたハプスブルク家関連の読みはじめるも、お昼に赤ワインを飲んで眠くなり、読書はさっぱり進まず。

朝、トースト、サラダ、珈琲。
昼、浅蜊のパスタ、しらすサラダ、赤ワイン。
夜、白米、豚汁、大根と茄子の漬物、ビール。